佐々木朗希を巡る騒動 高木豊&落合博満が両者に指摘「感情を逆なでる態度は控えた方が」「審判にしたら短気すぎ」(1/2 ページ)
ダルビッシュ有さんやデーブ大久保さんは白井球審の立場を理解。
4月24日に行われた「千葉ロッテマリーンズ」と「オリックス・バファローズ」の試合中、白井一行球審が憤激したような表情でマウンド上のロッテ・佐々木朗希投手に詰め寄る事態が発生。元プロ野球選手の高木豊さんと落合博満さんが相次いでYouTubeを更新し、トラブルを起こした両者に苦言を呈しています。
24日の試合では、自身が2回で放ったストレートにボールとの判定が下ったことに、佐々木投手が不服そうに見えるリアクションを取ったとされ、若手選手の態度を問題視した白井球審がマウンドへと直行。松川虎生捕手が2人の間に割って入り、試合が一時中断する事態に発展していました。
両者の行動に賛否両論が巻き起こる中、MLB「サンディエゴ・パドレス」に所属するダルビッシュ有選手がTwitterで「選手も散々態度出すんだから審判にも態度出させてあげてください」とつづった他、元プロ野球選手の“デーブ大久保”こと大久保博元さんがYouTubeで「白井はホントよく我慢したな」「悪者になっている」とコメントし、白井球審の立場に理解を示していました。
高木さんは試合当日の24日にYouTubeを更新。試合鑑賞中に「あれ? ボールなの?」「ストライクじゃないの?」と感じる判定があったと指摘し、仲裁に入った松川捕手にまで“お前なんだ?”という表情を見せた白井球審に「絶対良くないと思う」「もう少し大人になんなきゃいけない」と苦言。佐々木投手や松川捕手に「なんだこの若造は」という思いがあったのだろうと推測しつつ、2人がいまや立派なプロ野球選手である以上、「年齢は絶対関係ない」「職業人として扱わないと」ともコメントしていました。
一方で佐々木投手にも、あくまで人間である球審に冷静な審判を下してもらうためにも、「感情を逆なでるような態度は少し控えた方がいいかもね」といさめるように忠告。これは“プロのテクニックの1つ”だとしながら、1球に全身全霊を込めている佐々木投手の熱い思いまで「絶対なくしてほしくない」と漏らしていました。
また、落合さんも26日にYouTubeを更新。「佐々木がストライク、ボールの判定で前に出てきてニヤッと笑った、バカにされたという思い込みが強かったのではないかな?」と、事件の発端が白井球審にあるとし、「(球審の)取るべき態度ではない!」と一刀両断。
「毅然とした態度を取って、そこに居座るのが最善の策だったと思うよ」と、佐々木投手に詰め寄ったことも問題視し、「たったあれぐらいでブチギレちゃ、試合を運んでいく審判にしたらちょっと短気すぎたんじゃないのかな」と手厳しくコメントしていました。
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