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死んだ妻の姿が見えるという男、妄想なのかそれとも…… ラストにゾワリとするホラー漫画(1/2 ページ)
細部の「仕掛け」に気付くともう一度読みたくなる。
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死んだ妻の姿が見えるという男性。果たしてそれは妄想なのか、それとも――ホラー漫画「見てしがな」の衝撃の結末に背筋がゾワリとなります。
妻を亡くした男性のもとに呼ばれた霊能者。彼は、2年前に病気で死んだ妻の姿が見えるというのです。妻を亡くした後、彼は悲しみをごまかすため、布団にクッションを詰め込んで、妻が生きていると思い込もうとしました。
やがてその“妻”は言葉を発し、動くように。男性ははじめ妄想だと思っていましたが、妻は彼が知らない歌を歌い、知らない料理を作り、妄想の域を超えた振る舞いをしたのです。妻の魂が戻ってきたと信じる彼は、霊能者に妻の姿が見えるかと問います。
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見えないと答える霊能者。しかし男性は、霊能者には妻が見えていると確信し、答えを迫るのですが……。
妄想なのか、現実なのか、それが明らかになるラストに引き込まれるとともに、作中の細かな“仕掛け”に気付くともう一度読み直したくなる巧妙さに思わずうなります。
このお話は、漫画家、的野アンジ(@matonotoma)さんがサンデーうぇぶりで連載している『僕が死ぬだけの百物語』の一編。同作は謎に包まれた少年が怪談を語るホラー漫画で、「見てしがな」は4月に発売の第3巻に収録されています。
作品提供:的野アンジ(@matonotoma)さん
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