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Androidで「電子書籍アプリから電子書籍が買えなくなる動き」が広がる Google Playのレギュレーション変更で

Google Playのレギュレーション変更が理由とのこと。

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 Android用の電子書籍アプリなどで、アプリ内から直接電子書籍の購入ができなくなる動きが広がっています。電子書籍ストアのhontoは5月9日、今後アプリ内から電子書籍の購入ができなくなると発表。またAmazonアプリでも4月の中ごろから電子書籍が買えなくなっており、一部のユーザーからは「不便になった」との声があがっています。

Amazonアプリから電子書籍を購入しようとしても「ウェブサイトでご購入ください」との表示が

 Amazonやhontoだけではなく、BookliveReader Storeなどでも、既にアプリ内からの電子書籍購入が不可能になっています。hontoのお知らせによると、今回の変更は「Google Playのレギュレーション変更」に伴ってのもの。Googleは、アプリ内購入でGoogle Playの課金システムを使用しないアプリを、6月1日にGoogle Playから削除すると告知しており、各社の動きはこれを受けてのようです。

Amazonアプリ内でも「Google Play Storeのポリシーに準拠するため」と説明

 各社の対応としては、Amazonアプリでは現状、Webブラウザから購入するか、端末によってはKindleアプリに遷移してそこから購入する形に(Kindleアプリはまだ購入可能)。またhontoの場合は新たにリリースしたストア機能付きのビューアアプリを使うか、Amazonと同じくWebブラウザから購入するように案内しています。Bookliveもhontoと同様、購入機能付きの専用アプリをリリースし、そちらの使用を推奨。Reader Storeでは3月末のアップデートで、Androidアプリからストアへの遷移ができなくなっており、Webブラウザから購入するよう案内しています。

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 あくまで「今までのアプリからの直接購入ができるなくなる」だけで、電子書籍自体が買えなくなるわけではないのですが、ストアによってはわざわざWebブラウザに切り替えて購入する必要があるなど、ユーザーにとっては不便を強いる形に。Google側としては、自社の決済システムに囲い込む狙いがあるとみられ(決済手数料がGoogleに入るため)、新レギュレーションが適用される6月1日までに、こうした「アプリ内購入機能削除」の動きはさらに広がる可能性もあります。

 なお、iPhoneでは以前からアプリ内での直接購入が禁止されており、電子書籍はWebブラウザなどでストアにアクセスして購入するケースが大半。ある意味では、これまでは比較的寛容だったGoogleがとうとうAppleに追随するようになったともいえるかもしれません。

 

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