掛川花鳥園に出掛けた夫妻、鳥の放し飼いエリアで……大きな鳥が夫に「わっさー!!」 謎の行動について園に話を聞いてみた
わっさーってされたい……!!
Twitterに投稿された、夫の頭に“わっさー”するハイイロエボシドリの行動が気になると話題です。ツイートは記事執筆時点で2万2000件のリツイートと18万3000件のいいねを獲得しています。
この日投稿主さんは夫と一緒に、静岡県にある掛川花鳥園に遊びに行きました。そして園内にある“鳥の放し飼いエリア”を歩いていたところ、ハイイロエボシドリさんが飛んできて……なんと、夫の頭に乗ってきたそうです。
翼を広げて“わっさー”と覆いかぶさるハイイロエボシドリさん。なかなか見られない珍しい光景に、投稿主さんは「これってどういう行動なんだろう?」と不思議に思ったそうです。
確かにどんな意味があってこの行動を取っているのか、見れば見るほど不思議に思えてきます。投稿主さんは動画も投稿しており、頭にお腹や羽をすりつけるような動きからは、夫に対して強い好意を感じているようにも見えます。
なんともほっこりするこちらの投稿には、「求愛行動でしょうか……?」「わっさーってされたい」「甘えてるのかな?」といったたくさんの羨望の声や考察が寄せられています。
さて、ハイイロエボシドリさんが見せてくれた行動には、どんな真意があるのでしょうか。ねとらぼ生物部では、同園の担当者さんに詳しく話を聞いてみました。
―― まず鳥さんの名前やプロフィールを教えてください
担当者:種類は「ハイイロエボシドリ」で、個体の名前は「レラ」です。性別不明の7歳で、非常に人懐っこい性格をしています。
―― 頭に乗ってくる行動には、どんな意味があるのでしょうか
担当者:これは“仲良くしている”状態です。求愛とまではいきませんが、気に入った人の上でリラックスをしています。
―― 普段もこのような行動がよく見られるのでしょうか。もし時期的なものがあれば教えてください
担当者:ここまでするのはあまり見ないですね。特定の仲良しスタッフには割とよくやります。
―― 投稿主さんは今回、鳥たちの安全のために整髪料や香りもの、アクセサリーなどを付けずに訪れたそうです。訪れる際に何か注意するべきことがあれば教えてください
担当者:レラは鳥の放し飼いエリアで暮らしていて、写真のように接することができる子ですが、こういった写真を撮ろうとして捕まえたり追いかけたりしないようにお願いします。レラ自身にも意思がありますので、運がよかったら来るくらいに思っていただけるとよいと思います。
―― 掛川花鳥園の見どころなど、おすすめポイントがありましたら教えてください
担当者:掛川花鳥園では多くの鳥が放し飼いになっており、鳥が暮らす中に人が入っていくため距離が非常に近いのが特徴です。ぜひ鳥とのふれあいをお楽しみください。
なお、レラを含む放し飼いエリアの鳥たちはうんちの我慢ができません。頻繁にはありませんが、うんちがついてしまう可能性があることをご了承ください。
(了)
同園にはハイイロエボシドリの他にもフクロウやペンギン、クジャクやエミューなどのたくさんの鳥たちが暮らしています。ふれあいやエサやり体験などもできるので、鳥好きさんは遊びに行ってみると幸せな気持ちになれそうです。
また投稿主さんはTwitter(@ktt_kum_kmc)とInstagram(@yamako_712)に、自宅で一緒に暮らしている小鳥たちの写真や動画を投稿しています。
画像提供:YUI(@ktt_kum_kmc)さん
(三日月 影狼)
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