8カ月療養のGACKT、年内に活動再開へ　深刻な病状も公表「肝機能障害ならびに呼吸機能低下」「全身皮膚炎及び脱毛症」（1/2 ページ）

　体調不良のため療養しているアーティストのGACKTさんが5月16日、年内をめどに少しずつ芸能活動を再開していくことをオフィシャルサイトを通して発表。復帰の報と併せて、治療を担当している医療機関が、現在の詳しい病状についても公表しました。

　2021年8月の帰国後から体調不良を訴え、9月には重度の発声障害を理由に芸能活動を無期限で休止することを発表していたGACKTさん。体重が10キロ減少するなど深刻な体調不良も報告していました（関連記事）。その際、続編が公開予定だった映画「翔んで埼玉」の公式Twitterでは公開延期などを伝えず、GACKTさんを心配しながら「まずはゆっくり静養され、体調が回復したら現場に戻ってきてください」とエールを送っていました。

　今回、GACKTさんは海外の療養に加えて日本でも治療を開始していることを報告。主治医とも協議を行った上で、「病状の回復状況に合わせて年内に芸能活動を徐々に再開させて参ります」と活動再開時期を明らかにしています。

　また、治療を担当している「九州再生医療センター　医療法人香華会　朱セルクリニック」によると、発声障害は通常治療で回復した一方、神経系疾患による免疫不全については全身皮膚炎や脱毛症が進行しているとのこと。GACKTさん本人の細胞を用いた幹細胞治療とリハビリを開始しているとのことです。

　なお、病状を公表するに至ったのはマスコミ各社から多くの問い合わせがあったことや、「その中には事実とは異なる報道も多数」あったからだとし、所属事務所の承諾も得て公表に踏み切ったとのことです。

　ファンからは「とても嬉しいです。涙が出て嬉しいです。GACKTさんの回復をとても望んでいました」「復活してくれると信じていたよ。でも長かった。ほっとした」と安堵（あんど）する声とともに、「ゆっくりずつで無理なさらず活動再開してくださいね」と体調を気遣う声が寄せられています。