「マーヴェリックもびっくり」「ロマンの塊」 ほぼ“戦闘機”な変態バイク「PULSE SILVER BULLET」のクセが強すぎて笑うしかない(1/2 ページ)
さすがの珍車マニア谷口さんもビビりまくりー。これ「バイク」なんですって。
「こりゃマーヴェリックもびっくりだぜ!」──。レーシングドライバーの谷口信輝さんが、自身のYouTubeチャンネル「NOBチャンネル」を更新。ヤバい見た目の謎すぎるマシン「PULSE SILVER BULLET」に出会い、公道を走ってしまった様子を披露しました。
「これ、存在が個性的すぎるでしょ……」。谷口さんは自らを“珍車マニア”と名乗り、これまでレーシングカー、F1、スーパーカーはもちろん、な、何じゃこりゃー? な世界1台という珍車(関連記事)、気合い入りまくりの魔改造車(関連記事)も好んで試乗し、乗りこなしてきました。そんなさすがの谷口さんもこのマシンが放つブッ飛んだ存在感に不安を隠せません。これは……これが街を走っていると想像しただけでやばいやつ。
PULSE SILVER BULLETは、米ミシガン州で生まれた「戦闘機」のような「バイク」です。えぇぇ、これ「バイク(大型二輪)」なのか。それを、オーナーさんが約15年かけてこつこつカスタムして、自作という尾翼部分も含めてここまで作り上げたそうです。「もともとはビール会社の宣伝カーだったんですよ」(オーナーさん)。
エンジンを含むベース車は、ホンダの大型バイク「ゴールドウイング GL1500」です。ゴールドウイングに“戦闘機”のガワを被せつつ側車付きバイクにしたようなイメージで、左右主翼の下に備えた補助輪を活用して走るようです。なるほどこれならばバイクでも倒れない。「バイクだけれど(デカくて重い)ゴールドウイングはバックギア(電動リバース機構)も付いています。だからベース車に選ばれたのでしょうね」(オーナーさん)。
そして、「車内」もやばい……! もちろん“戦闘機”なので、上にガバッと開くキャノピードア仕様。ひゃぁぁーこれだけでワクワク。運転も当然、フツーの運転席ではなく“操縦席”にて。戦闘機のものを流用したという操縦かん型ハンドルにスイッチや計器類がところ狭しとギュッと凝縮した、まさにそのまま複座戦闘機の様相です。
ステアリングは操縦かんハンドル、シフトは腕で、アクセルとクラッチは足で、ここはクルマの操作系と同じ。カタチは戦闘機、中身と車両区分はバイク、操作系はクルマ……外も中も独特すぎてわけが分かんなくなります。これがホントの“バイクのストリートファイター系”になるのでしょう。
では、戦闘機パイロットスタイルのヘルメットをかぶってレッツゴー。ちなみに「車両区分は大型二輪」なので、公道で運転するには大型自動二輪免許とヘルメット着用が必要です。ここでもさすが、乗る人を選ぶクセの強さが炸裂している……。
「狭い、難しい、でもすげー」「ホントに飛行機に乗ってるみたい!」。操作することに必死で「乗ってると目立つことも忘れますね」といいつつも、一般道を走れば誰もが振り返る注目度ピカイチの珍車。唯一無二の珍体験に大満足の谷口さんでした。
ファンからも「こういった愛とロマンにあふれたマシン大好きですw」「めっちゃ超格好いいですね」「戦闘機好きからすると欲しすぎる!」などのコメントが多く寄せられていました。
(カナブンさん)
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