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足を引きずって歩く猫を保護→下半身のマヒが判明して…… リハビリを頑張り、少しずつ歩けるようになった姿に胸が熱くなる

頑張る姿を見ると、元気がもらえます。

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 下半身がマヒしてしまった保護猫が、リハビリを頑張る姿がYouTubeチャンネル「保護猫Cafe MOCA FUKUOKA」に投稿されました。動画は記事執筆時点で7万回再生を突破、「感動しました!」「頑張れ、頑張れ、頑張って生きてください」などコメントが寄せられています。


下半身マヒの猫ちゃんが保護されました
頑張る猫ちゃんと児島さんのお話です

 こちらの動画を投稿したのは、福岡県古賀市にて「保護猫Cafe MOCA」を運営しているオーナーの児島さんです。児島さんは子猫をはじめ、ケガや病気の猫たちを年間50頭ほど保護し、ケアを行った後に里親につなぐ活動をしています。


保護直後の猫ちゃん

 ある日の夜、児島さんのもとに「両方の後ろ足を引きずって歩く猫がいる」というSOSの電話がかかってきました。電話をしているうちに猫ちゃんは側溝に逃げ込んでしまい、なんとか4人がかりで捕獲したそうです。

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脊椎を損傷していることが判明しました

 その後動物病院で診察を受けたところ、背骨の一部がつぶれてしまっていることが判明。交通事故にあったのか、何かの拍子にケガをしてしまったのか不明ですが、脊椎を損傷してしまったために下半身がマヒしているようです。


実はとっても甘えん坊さんでした

 捕獲初日は怖がって威嚇していたものの、実は甘えん坊さんだった猫ちゃん。「シャルロット」という名前をもらった猫ちゃんは、様子を見ながらリハビリをしていくことになりました。

 獣医師さんから「2週間くらいは安静に」と言われたシャルちゃんは、しばらくケージの中で過ごすことに。今後歩けるようになるかどうかはわからないものの、シャルちゃんの足が固まってしまわないよう児島さんは毎日曲げ伸ばしのマッサージを行います。


リハビリを開始します

丁寧にマッサージしてもらうシャルちゃん

 2週間が経過して、広い療養部屋に引越したシャルちゃん。後ろ足は全く動かすことができないものの、自由に動く前足を使って力強く前へ進みます。その姿から「生きよう」という前向きな気持ちが伝わってくるようです。


踏ん張る練習

 その後毎日のマッサージに加え、介護用のハーネスを使うリハビリに突入。ハーネスで体を支えているため、後ろ足が全く動かせなかった最初のころと比べると、明らかに動けるようになりました。

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1カ月後のシャルちゃん

 そして保護から1カ月、リハビリを毎日続けた結果……シャルちゃんはなんと、後ろ足を動かしながら前へ進めるように! さらに短い間であれば自力で立ち、普通に座ってごはんを食べ、少しずつ歩けるようにもなったのです。

 歩くことを諦めなかったシャルちゃんの頑張りと児島さんの努力が結んだ結果に、思わず胸が熱くなります。


立つ姿勢を維持する練習

一瞬立てるように

 ふたりの頑張りと努力に対し、コメント欄には「シャルちゃんの頑張る姿に感動と主様に感謝一杯です」「シャルちゃんの最後の顔「すごいでしょ~、私」って言ってるみたいに誇らしげでした」「どうかこの子が幸せになるように」といったたくさんの声が寄せられています。


座ってごはんが食べられるようになりました

日々頑張るシャルちゃん、えらいぞ!

 児島さんはYouTubeチャンネル「保護猫Cafe MOCA FUKUOKA」やInstagram(@nekocafe.moca301)にて、保護猫たちの姿や日々の活動の様子を投稿しています。

 またカフェの様子はサイトやスタッフさんのInstagram(@neko.neko.moca)で見られます。

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リハビリのマッサージをする様子
こちらはハーネスを使ったリハビリの様子
かわいい子猫たちとママさん

画像提供:YouTubeチャンネル「保護猫Cafe MOCA FUKUOKA」さん

三日月 影狼

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