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土屋鞄が“キノコの菌糸体”から作ったレザー代替素材を採用 ランドセルやカバンなどを試作(1/2 ページ)
ミニ財布「Mylo ハンディLファスナー」の年内発売を予定。
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ランドセルや鞄・革小物製造販売の老舗「土屋鞄製造所」が、キノコの菌糸体で作るレザー代替素材「Mylo(マイロ)」を使った商品を米バイオテック企業「Bolt Threads」と共同開発しました。Myloを採用したランドセル、鞄、小物など6種の試作品を発表しています。
「Mylo」は「マッシュルームレザー」ともよばれる新素材で、柔らかな手触りと上質感のある風合いが特長です。材料のキノコを作るのに必要なのは水と空気、菌糸体を育てる培地を覆うマルチング材のみ、キノコは2週間足らずの短期間で育てられるなどの理由で、安定した供給が見込めるとしています。
土屋鞄は同社3ブランドの定番商品に「Mylo」を採用。「土屋鞄製造所(大人向け鞄)」のミニ財布「ハンディLファスナー」「スクエアバッグ」「スリムケース」、「土屋鞄製造所(ランドセル)」のランドセル、「objcts.io」の「バックパック ミディアム」、ショルダーバッグの「ウォレットバッグ」で試作品を制作し、「Mylo ハンディLファスナー」の年内発売を予定しています。
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6月9日から30日までの1カ月、土屋鞄製造所渋谷店で試作品6種を期間限定で展示。質感や風合いを、直接見て、触って確かめられます。
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