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「未来に残したいクルマ」 ミスタースーパーGT 脇坂寿一が熱く語りつくす名車「80スープラ」の魅力とは(1/2 ページ)

スープラ愛すごい……! あらためて見てもやっぱかっこいいなスープラ!

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 レーシングドライバーの脇阪寿一さんが、自身のYouTubeチャンネル「脇阪寿一 Juichi Wakisaka Channel 11」を更新。愛してやまないトヨタのスポーツカー「80系スープラ」を手に入れて、所有し続ける理由を熱く語りました。


80スープラを所有する熱い理由を語った脇阪さん(脇阪寿一 Juichi Wakisaka Channel 11より、以下同)
80スープラの魅力、ミスター スーパーGTが語る、脇阪寿一が所有する未来に残したいクルマ(YouTube/脇阪寿一 Juichi Wakisaka Channel 11)

 「80スープラがなければ今の僕はない」──。レーシングドライバーとして活躍した脇阪さんを成長させたクルマ、それがスープラでした。脇坂さんはスーパーGTの前身である全日本GT選手権(JGTC)2002年シーズンにスープラ(飯田章さんと組んだエッソウルトラフロースープラ)で初のGTチャンピオンを獲得。2015年までスーパーGT(スープラやレクサスSC)で活躍し、「ミスタースーパーGT」と称えられるレジェンドドライバーの1人です。

 「だから、普段のアシ車も80スープラに乗る。乗り続ける」「(見つけた車体は相応に)ボロボロだったけど、もう乗ったらアウトですよ! 買う衝動を止められなかった」。苦労して探しまわり、ほぼノーマルという車体を手に入れて「このクルマを未来に残したい!」と普段乗りでも愛用しているそうです。

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脇坂さんの愛車「80スープラ」(しかもほぼノーマル) かっこいい~!

苦労して見つけた「ほぼノーマル」の80スープラをプライベートカーとしても乗り続ける脇坂さん。スープラは当時の高性能スポーツカー、イジられていないノーマルは逆に珍しく希少。近年は米国の通称25年ルールによって平成初期高性能日本車の需要が爆増していることも相まって、ただでさえ希少なのに海外へ流出してしまう個体も少なくはない

 純正レカロシートのちょっとした破れを補修し、経年で黄色くくすみがちなライトレンズは新品に交換してピッカピカに。当時のままの乗り味を再現するためにタイヤも、あえてノーマルと同じものを履きます。80スープラの開発に携わったトヨタのテストドライバーに確かめてもらい「この走りは当時の乗り味そのままだ!」とお墨付きを得ました。おぉぉこれはさすがの役得!


憧れのレカロシートが「純正」だったのです

 「このクルマの喜びポイントは、やっぱりコックピットなんですよ」と運転しながらしみじみ語る脇坂さん。80スープラは計器類全てがドライバー向きに配置され、“自分専用”感、運転することに集中できる包まれるような構造のコックピットデザインが魅力です。「飛行機さながらの気持ちよさがあるんです」「走行距離は10万キロを超えてるけど全く問題ない」。

 「未来永劫残していきたい」と今後も“ノーマル”のままスープラを乗り続けていくことを決意していました。


座っただけで気分が上がる戦闘機のようなコックピット。ここがシビれるカッコよさ

 ファンからも「こうやってノーマルスープラを見るのってレアだから新鮮でカッコいい」「本当に80スープラを未来に残したい」「私にとって80スープラとは、人生の糧である」などのコメントが多く寄せられていました。こんなに愛される、80スープラ……思わず欲しくなってきてしまいますね。

(カナブンさん)

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