世界最小級「スナネコ」の子どもたちの名前が決定! すくすく成長した姿と名前をお披露目・那須どうぶつ王国
すてきな名前ですね。
「那須どうぶつ王国」(栃木県那須郡)で誕生したスナネコ3匹の名前が決定しました。5月10日の名前発表の様子がYouTubeチャンネル「那須どうぶつ王国」に投稿され、記事執筆時点で1万3000回を超える視聴数となっています。ぴったりの名前!
「那須どうぶつ王国」では、2022年2月2日に男の子2匹と女の子1匹のスナネコの赤ちゃんが誕生。3匹の名前は3月18日から4月10日まで一般公募され、応募総数約2000通の中から選ばれました。発表された名前は「ショジャー」くん、「ナジュム」ちゃん、「アルド」くん。スナネコの生息地がアラビア語圏のため、全てアラビア語で統一したとのことです。
男の子のショジャーくんの名前の意味は「勇敢」。特徴は匹の黒い線が真っすぐ後ろに伸びていることと、しっぽのしま模様が均等になっているところです。
女の子のナジュムちゃんの名前の意味は「星」。匹の模様は真ん中あたりで内側にくっきり折れて、しっぽのしま模様は先端の黒い部分と次の線の間隔が狭くなっています。
もう1匹の男の子「アルド」くんの名前の意味は「大地」。アルドくんはしっぽの先端が白いので、1番見分けやすそうです。
3匹とも母親は「ジャミール」(アラビア語で「美しい」という意味)。展示されている場所では、親子が仲むつまじく触れ合っている姿が見られます。
動画では飼育員さんによる野生動物に対する注意喚起も。スナネコの展示場前ではそのあいくるしさに「家で飼いたい」という声がよくあがるそうですが、野生動物の飼育を望む声が大きくなればなるほど過剰な捕獲や違法取引、密漁のリスクが高まり、動物たちの数は激減し絶滅へ近づいてしまうとのこと。
飼育員さんは「野生動物の在り方、野生動物の関わり方というところまで考えていただけると、動物園がもっと楽しめるかなと思います」と結びました。動画の最後には“スナネコはどう猛な野生動物である”ということとともに、“動物園で見てめでましょう”というメッセージが添えられています。
ジャミールママとショジャーくん、ナジュムちゃん、アルドくんは王国タウン内「保全の森」にて終日展示しています。スナネコの子どもたちがスクスクと育っていく様子を見に、足を延ばしてみてはいかがでしょうか。
※混雑した場合は人数や時間が制限されることがあります。また、動物の体調により、公開を予告なく休止することもあります
YouTubeチャンネル「那須どうぶつ王国」では、王国で暮らす動物たちの動画が公開中。また、Twitterアカウント(@nakprstaff)やInstagramアカウント(@nasu_animal_kingdom)でも日々の動物の様子を見られます。
画像提供:YouTubeチャンネル「那須どうぶつ王国」
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