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「創作意欲があることが心から嬉しい」 坂本美雨、父・坂本龍一の“ステージ4”がん闘病に思いつづる
最後まで音楽家であり続ける龍一さん。
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音楽家の坂本龍一さんの娘で歌手の坂本美雨さんが6月7日にInstagramを更新。龍一さんのがん闘病に対する言葉を受け、「父のがんばりや心情を読むと…やはり、涙がでます」と思いをつづっています。
美雨さんの投稿
龍一さんは7日発売の文芸誌『新潮』7月号で新連載「ぼくはあと何回、満月を見るだろう」を開始。第1回ではかねて公表していた中咽頭ガンや直腸がんの闘病を振り返り、自身がステージ4であることや、この2年間で大小6つの手術を受けたこと、可能な限りの外科手術を受けた現在も体内に病巣が残っているため、投薬による“終わりの見えない闘病生活”を続けていることを告白しました。
美雨さんは同日にInstagramで、「父の闘病についての記事を受けての、心を寄せてくださるメッセージ、わたしにまで、ありがとうございます」と新連載への反響に感謝を伝えた他、「あらためて父のがんばりや心情を読むと…やはり、涙がでます」と正直な胸の内を言葉にしています。
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龍一さんは連載内で、最後の瞬間まで音楽を作り続ける意思を表明。音楽家として生涯を全うしようとする姿に美雨さんは、「本当にがんばっているなぁ、もっと役立てることがあったらいいのになぁと思ったりも」「でも、創作意欲があることが心から嬉しいし、励まされます。胸張れるようにわたしも歩みます。孫の笑えるとこもたくさん見てもらわなくちゃな」など尊敬を込めた思いをつづっています。
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