「疑ってごめん」「良い人だった」　“マイファミリー”怒涛の最終回で真犯人判明　視聴者から登場人物たちへ謝罪の声相次ぐ【ネタバレ含む】（1/2 ページ）

　俳優の二宮和也さんが主演を務める日曜劇場「マイファミリー」（TBS系）の最終話が6月12日に放送。ついに真犯人が明かされ、これまで疑惑の目が向けられていた登場人物たちへ視聴者からの謝罪の言葉が相次ぎました。ごめんよ……。

　同作は完全誘拐事件に巻き込まれた人物たちのさまざまな感情や人間模様が浮き彫りになっていくファミリーエンターテインメント。1話で、ゲーム会社の社長・鳴沢温人（二宮和也さん）と妻・未知留（多部未華子さん）が娘を誘拐され、親友や警察、企業を巻き込みながら真相解明に立ち向かっていく展開となっていました。

※以下、ネタバレ有り

　温人の娘と、温人の同級生で親友・三輪碧（賀来賢人さん）の娘の誘拐は、同じく同級生で親友の東堂（濱田岳さん）の犯行だったことが判明した後、9話では、未知留が誘拐される展開に。

　最終回では未知留とともに、5年前から消息不明の東堂の娘・心春（野澤しおりさん）と、温人と家族ぐるみの付き合いがある社長・阿久津晃（松本幸四郎さん）の娘を誘拐した真犯人がようやく判明。視聴率は16.4％(関東地区、ビデオリサーチ)とベストを記録し、Twitterでは「#マイファミリー」がトレンド世界一になる盛り上がりとなりました。

　視聴者は1話放送時から、離婚を経験した三輪、娘を「心春ちゃん」と呼ぶ東堂、温人を犯人だと言い張る阿久津、温人とともに会社を立ち上げた立脇香菜子（高橋メアリージュンさん）を強く疑っていたものの、回を追うごとに彼らの大切な“マイファミリー”が危険な目に遭ったことで混乱。

　最終回直前の9話では、東堂と温人を犯人だとし、突如積極的に動き出した日下部管理官（迫田孝也さん）に疑いの目が集まっていました。

　しかし、真犯人は捜査一課長の吉乃（お笑いコンビ「サンドウィッチマン」の富澤たけしさん）。吉乃は5年前、東堂の妻と不倫をしており、心春に証拠写真を撮られたことで、もめた末に心春が階段から落下。心春の生死は最後まで直接言及されなかったものの、「家族にバレるのが怖かった」という吉乃の自供で事件は幕を閉じました。

　視聴者からは「最終話にして不倫・誘拐・殺人トリプルコンボだったことが発覚」「不倫がバレるのを恐れた結果、妻子を人殺しの加害者家族にしてしまった罪も本当に重い」と、吉乃に非難の声が殺到。

　さらに、「東堂、未知留疑ってごめんよ」「三輪ごめん立脇さんごめん」と登場人物たちへの謝罪メッセージが続出。ドラマ「真犯人フラグ」（日本テレビ系）の真犯人投票企画で最終回目前に46％も疑われたものの、“ただのいい奴”で終わった日野役に続き、またもや激しく疑われた日下部を演じた迫田孝也さんには、「いつも疑ってごめん」「迫田さん今回も良い人だったね、ごめんね」「今度こそ反省します」と、より丁重な謝罪が寄せられました。