劇場アニメ「金の国 水の国」、2023年春公開 アニメーション制作はマッドハウス
原作漫画は2017年の「このマンガがすごい!」オンナ編第1位を獲得。
岩本ナオさんの同名漫画を原作とする劇場アニメ「金の国 水の国」が2023年春に公開されます。アニメーション制作を担当するのは劇場アニメ「サマーウォーズ」(2009年)や、アニメ「ちはやふる」シリーズを手掛けたマッドハウスです。
原作漫画『金の国 水の国』の舞台となるのは、隣り合い敵対している2つの国。決して出会うはずのなかった王女サーラと建築士ナランバヤルの2人は国の未来のため“夫婦役”を演じることとなり、やがて恋に落ちていきます。
同作の監督を務めるのは、テレビアニメ「俺物語!!」「ちはやふる」などの作品に携わった渡邉こと乃さん。脚本は「HUGっと!プリキュア」でシリーズ構成を手掛けた坪田文さんが担当し、劇場アニメ「バンパイアハンターD」(2001年)の川尻善昭さん、アニメ「カードキャプターさくら」シリーズの浅香守生さん、テレビアニメ「ダイヤのA」の増原光幸さんらもスタッフとして参加します。
2017年に『金の国 水の国』、2018年に『マロニエ王国の七人の騎士』で「このマンガがすごい!」のオンナ編第1位を獲得した岩本さん。劇場アニメ化の発表と合わせて公開されたティーザービジュアルの色使いに、「すごく神秘的で物語の世界観がよく表れている」とコメントし、映像化に期待の声を寄せています。
原作者:岩本ナオさんのコメント
『金の国 水の国』劇場アニメ化について
自分が紙の上に描いた人物たちがスクリーンの中で動いたり喋ったりしている姿を見れるのを楽しみにしてます。
ティーザービジュアルについて
このシーンにカラーを付けたことはなかったのですが、きれいな色使いがすごく神秘的で物語の世界観がよく表れていると思いました。ナランバヤルとサーラの動きと表情にも、何かが始まりそうな躍動感があり、映画の完成が一層楽しみになりました。
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