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ショーン・メンデス、メンタルが「限界に達し」ツアーの延期発表 セレブが発信する「休んでいいよ」に称賛と共感(1/2 ページ)

いつも気持ちを正直に語ってくれるショーン。

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 7月8日(現地時間)、カナダ出身のシンガー・ソングライターでモデルのショーン・メンデスが、自身のメンタルヘルスを理由にツアーの中止を発表しました。この決定をしなければならなかったつらい気持ちをファンに向けSNSに投稿しました。


ツアーを精力的に行ってきたショーン(画像ショーン・メンデスのInstagramから)

 「これを言わなきゃいけないのは心が苦しいけれど、残念ながら今後3週間、コネチカット州アンカスビルでの公演までを、追って詳細が出るまで延期しなければいけなくなりました」と画像化したテキストをInstagramに投稿し、ファンへ切り出したショーン。その理由を「15歳のころからツアーを続けていて、実を言えば友達や家族と離れてツアーに出るのはいつも難しいことでした。ツアーに出なかった数年でまた戻る準備ができたと感じていたんだけど決断は時期尚早で、不幸にもツアーによる摩耗やプレッシャーに捕らえられてしまい、限界に達しました」と率直に明かします。

 自身のチームや医療専門家と話し合った結果、ショーンは「何よりもまず自分自身とメンタルヘルスを労わり癒すための時間が必要」と判断したそうです。「また何か新しいことがあれば真っ先にお知らせすることを約束します。皆さん愛しています」とファンへの愛を示して締めくくりました。

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 この投稿にファンからはコメントが殺到。「自身を労わるために謝る必要は絶対ないよ」「あなたの健康が一番事」「若いときに自分の境界線を定めておくのは賢いやり方だよ」とまだ23歳のショーンを心配しゆっくり休んでほしいという声や、「あなたくらいの有名人がメンタルヘルスについて発言して、“休んでいいんだよ、健康のためにベストなことをしてね”と伝えるのは本当にいいこと」とセレブでありながらメンタルヘルスについて公然と話すショーンの姿勢をたたえる声が目立ちました。


ショーンのコメント(画像ショーン・メンデスのInstagramから)

 これまで発売された3枚のアルバムがいずれも全米アルバム・チャート1位に輝き、2020年に発売された4枚目のアルバム「Wonder」を引っ提げてのワールドツアーを延期する決断は難しいものであったと想像されます。

 しかしショーンはこれまでも、自身のメンタルヘルスについて、事あるごとに正直な気持ちを語ってきました。2018年、19歳のときのNMEとのインタビューでは「正直であることが大切だ」と特に男性が自身のメンタルヘルスについて話すことの重要性を語り、「どこかで始めなきゃいけない。自分がどう感じているか、(その感情を)留めるか手放すか。それが人生だ」と述べていました。また、同年リリースされた「In My Blood」は自身の感じる不安や空虚な気持ちなどを歌っていました。

 6月にスタートしたショーンのワールドツアー「Wonder」は10月まで北米各地での公演を予定していましたが、延期された公演に変わる新しいスケジュールはまだ発表されていません。またすでに2023年5月から8月までヨーロッパ各地での公演日程が発表されています。

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