閉園したスペースワールドの絶叫コースター「ヴィーナスGP」が姫路で復活 出発のかけ声まで以前と変わらず(1/2 ページ)
グッジョブ、姫路!
2017年12月31日に惜しまれつつも閉園した福岡県北九州市の「スペースワールド」(関連記事)。人気アトラクションだった絶叫コースター「ヴィーナスGP(グランプリ)」が、姫路セントラルパーク(兵庫県)で復活しました。
「ヴィーナスGP」は日本最大の垂直ループの大型ジェットコースターです。「コースターの神様」とも呼ばれるドイツのコースター設計者、アントン・シュワルツコフが設計。体にかかる負荷は国内最大級の5.2Gに達します。
姫路で復活した「ヴィーナスGP」は、キレイにはなりましたが、最高5.2Gも、日本最大ループも、車体も、レールも、走行音も、出発のかけ声もすべて変わっていないとのことです。
復活を受けて、姫路セントラルパークは、九州、山口、広島の人へ向けた手紙とCMを公開しました。その内容は「(閉園により)宇宙に旅立ったスペワ(スペースワールド)からヴィーナスが戻ってきました。ただし、着陸地点が少しだけずれて姫路です。でも宇宙から見たら、ほぼ九州」というもの。スペワ最後のPVにも流れていたBGMが使われており、涙なしには見ることができません。
ヴィーナスGPの復活について、担当者は「観覧車との位置関係もスペワにそっくりな位置に設営されていて驚きました。姫路セントラルパークでのファーストランは、北九州とスペワを丸ごと持って来たよ、というスペワ魂が再燃した瞬間でした。これからも、九州・関西問わずたくさんの方に愛されるアトラクションでいてほしいです」とコメントしています。
なお、姫路セントラルパークは、実は大阪からそんなに離れてない(車で55分)、実は広いだけでそんなにスカスカじゃない(年間来場者57万人)のに、「遠い」「スカスカ」といわれてしまう「日本一過小評価されているサファリパーク&プール&遊園地」だと猛アピールしています。
(高橋ホイコ)
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