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タニシのだしラーメン、毒グモの素揚げ、ザリガニパスタ――生き物をとって食べまくるYouTuberホモサピ、登録者数100万人の人気の理由(1/4 ページ)

登録者数100万人の“生き物系”YouTuberのホモサピさんインタビューです。

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 身近な自然にいる生き物や植物をとって食べる、いわゆる“野食系YouTuber”や“生き物系YouTuber”と呼ばれる人たちがいる――その中でも、チャンネル登録者数100万人のYouTuberに注目が集まっています。

 ドングリからチョコレート作ってみたドブのサメでフカヒレを作ってみた毒あるけどこのクモ美味しい!【セアカゴケグモ】など、自然の生き物を捕まえて食べる動画をアップしているのが、YouTuberのホモサピさん。

 ご覧の通りのタイトルやサムネイルのインパクトがすさまじく、突拍子もないことをしているYouTuber……かと思いきや、好奇心からの行動力、冗舌なしゃべり、テンポ感の良い編集、生き物に対する圧倒的な知識量が伺える内容で人気を集めており、約1年でチャンネル登録者数100万人、多いものだと840万回再生を超えるものもあります。

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 免疫のない人からしたら“ゲテモノ”として括られてしまうものも中にはありますが、ホモサピさんは “おいしい生き物”として紹介、調理するため「あれ、もしかしておいしいのでは」と思ってしまう生き物ばかり。自分の手で生き物をつかまえ、調理し、食べる。そんな人間の根源的な部分が刺激され、自然や生き物への見方が少し変わる動画が多く投稿されています。

 そんなホモサピさんが、7月27日に初となるエッセイ『地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記』(KADOKAWA)を発売。生き物を食べる魅力や、知られざるホモサピさんの生態について伺いました。


『地球は食べ物 いきもの獲って食べてみた日記』1430円(KADOKAWA)

※以下、身近な自然に生息している生き物などが調理される写真、動画が掲載されています。苦手な方はご注意ください

1年でチャンネル登録者数100万人 「こんなに需要があるとは思っていなかった」

――チャンネルを開設したのが、2021年4月。1年ほどで100万人のチャンネル登録者がいますね。

 こんなに需要があるとは思っていなかったので、完全に予想外です。1本目の投稿から急にバズって、3本目まではまぐれだろうと思っていたんですけど、4本目を投稿するくらいからは、どうやらこれは違うみたいだぞと。

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――特に反響があった動画はありますか?

 現在は非公開なんですけどウナギを捕まえる動画です。実は、現在のチャンネルの前に作っていたチャンネルにもともとアップしていたものなんですが、編集スキルも上がったし、もう1回編集して再投稿してみるか、と投稿したらバズったんです。

――ホモサピさん自身が思い出に残っている動画はありますか?

 「ザリガニをミキサーにかけてパスタ作ろうぜ!」。捕まえてきたアメリカザリガニ(※2022年7月現在、外来生物法の特定外来生物には指定されていませんが扱いには注意)の殻からとっただしとトマトソースを煮込んだソースのパスタなんですけど、これめちゃくちゃおいしいです。

 要は、アメリケーヌ・ソースです。夜に捕獲して、作り終わったのは朝の4時とか5時だったんですけど、すげぇおいしくて目が覚めました。大変だったけど、おいしく出来上がったのでうれしかったですね。

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素手でアメリカザリガニを捕獲。取り扱い方も教えてくれる(画像提供:ホモサピ/YouTubeから)

捕まえてきたザリガニをゆでて出汁をとる(画像提供:ホモサピ/YouTubeから)

おいしそう(画像提供:ホモサピ/YouTubeから)

――見ていてもすごくおいしそうでした。なぜザリガニでやってみようと思ったんですか?

 確か、アメリケーヌ・ソースでパスタを作る料理動画をYouTubeで見ていたときに、「これザリガニでやったらどうなるんだろう?」って思ったからだったかな……。

 例えば、「ドングリからチョコレート作ってみた」という動画は、カカオ豆を見て、ドングリみたいだなぁと思って、「じゃあ、ドングリでやってみたらどうなるんだろう? できるのかな?」って。実験してみたいというのが大きいと思います。

――実家のキッチンで作られていますが、ご家族から反響がよかったものはありますか?

 タイワンガザミの味噌汁ですね。ワタリガニと呼ばれているやつです。家族も普通に朝食として食べてました。あとは、雑草から作ったお茶はみんな飲んでました。

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