見違えるように表情豊か! ジャスティン・ビーバー、顔面まひから復活しステージで感謝 11月には来日公演(1/2 ページ)
「僕らはみんな同じで1つだ」とジャスティン。
カナダのシンガー・ソングライター、ジャスティン・ビーバーが7月31日(現地時間)、イタリアのルッカ・フェスティバルでライブ活動を再開しました。ジャスティンは6月10日にラムゼイハント症候群を発症し顔面まひなどでツアーの延期を報告し、リハビリに専念していました。
6月の動画では、顔面の右半分が動かず、まばたきをしたり笑ったりできない様子を詳細に報告し「ジャスティス・ワールド・ツアー」の延期を告げていたジャスティン。そのときには「肉体的に無理」「症状はかなり深刻」とツアーに復帰したい意思はあるものの、回復の見込みがあるかどうかは語られず、ファンは不安を抱えながら彼のリハビリを待つことに。ラムゼイハント症候群は難聴の原因になることもあり、リハビリはとてもセンシティブなものになると予想されました。
その後ジャスティンのInstagramは、療養中ののどかな景色や妻のヘイリー・ビーバーの写真、子どものころの写真などの投稿が中心で、ファンはコメント欄でジャスティンの状態を心配しつつ静かに見守ってきました。
1カ月以上の沈黙のあと、「ジャスティス・ワールド・ツアー」は19日にツアーの再開を発表。ジャスティンはInstagramで静止画ではなく動画も投稿し、表情も豊かに回復しているのが確認できます。
ライブ前の動画ではまるでリング入場のようにヘイリーの肩に手をかけ、もう片方の手をぶんぶん回し、とてもうれしそうなジャスティン。そしてスタッフらと円陣を組みながら「戻ってくるっていい気分だ。僕たち戻ってきたんだ。何て素晴らしい夜なんだ、ワオ」と高揚が伝わってきます。
さらにライブ中の動画では、「戻らせてくれて本当にありがとう。今日が復帰第1日目なんだ。ここにいるのは最高。ほとんどの人が知ってるように、ジャスティス・ツアーは平等だ。全ての人に公正なんだ。君の見た目がどうだろうと、痩せてようと何だろうと、どんなサイズだろうと、どんな民族だろうと。僕らはみんな同じで1つだ。差別は邪悪だ」と復帰できたことへの感謝とともに、「ジャスティス・ワールド・ツアー」が全ての人に開かれているものであることについて語りました。これはジャスティンが、ルックスが重視される職業でありながら顔面まひについて包み隠さず明かした精神に通じるものがある言葉でした。
「ジャスティス・ワールド・ツアー」はこのあとヨーロッパ各地のフェスティバルを巡り、南米、南アフリカ、中東、アジア、オーストラリア、ニュージーランドと続くことを発表。日本公演は11月に予定されています。
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