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DC映画「バットガール」100億超の巨額投入も“お蔵入り”に 主演キャスト&監督ぼうぜん「信じられない」(1/2 ページ)

撮影はすべて終了していたとのこと。

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 米ワーナー・ブラザース制作のDC映画「バットガール(原題)」の公開が中止になったことが8月2日(現地時間)に判明。「ニューヨークポスト」「デッドライン」などの現地メディアで報道されており、同作で主演を務めた俳優のレスリー・グレイスや、映画製作サイドもSNSで落胆のコメントを発表しています。


主演のレスリー・グレイスによるコメント(画像はレスリー・グレイス 公式Instagramから)

 製作費は約9000万ドル(約120億円)ともいわれ、それほど巨額を投じていたにもかかわらず、公開が見送られた「バットガール」。すでに撮影は終了、ポストプロダクション(撮影が完了した後の作業)段階に至っていたとのこと。同作は「ジャスティス・リーグ」「ワンダーウーマン」といった作品が連なるDCコミックスを原作とした映画シリーズ「DCエクステンデッドユニバース(DCEU)」の一部として、2022年内にワーナーが運営するVOD「HBO Max」での配信が予定されており、劇場での公開も検討されていました。

 「デッドライン」の報じるところによると、かねてワーナーは「DC映画の新戦略」「どの作品にプライオリティを置くのか」といった議論を行っており、同作は「doesn't make cut(目標を達成できない)」との結論に至ったのではないかとの見方を示していました。

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「バットガール」を演じるレスリー(画像はレスリー・グレイス 公式Instagramから)

 今回の“お蔵入り”決定を受けて、主演のレスリーはInstagramを更新し、7カ月に及んだという撮影の日々を述懐。「最高のキャストや疲れ知らずのクルー達と仕事ができたことを誇りに思う」とポジティブな気持ちを明かしながら、ファンに向けての感謝の気持ちをつづっています。

 また、同作で監督を務めたアディル・エル・アルビとビラル・ファラーもInstagramを更新し、「とても悲しく、いまだに信じられない」と落胆の思いをポスト。一方で、「彼らは素晴らしい仕事をしてくれた」とレスリーや他のメインキャストである俳優のマイケル・キートン、JKシモンズらに称賛のことばを投げかけていました。


監督のアディル・エル・アルビとビラル・ファラー「信じられない」(画像はビラル・ファラー 公式Instagramから)
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