人間に育てられた保護カラスに、野生のカラスが近づき…… 友だちになれそうな2羽の出会いにドキドキする
これは仲良くなれそうな予感。
ヒナのころから人間に育てられた保護カラス。初めて友好的な野生のカラスとコミュニケーションをとれた動画がYouTubeで公開されています。再生回数は記事執筆時点で22万回を突破。ついに友だちができた……!?
ハシボソガラスの「リキ」くんは、ヒナの頃に親カラスと死に別れ、傷病救護された先でいまの保護主さんと出会いました。発育障害や脚の持病もあるため、まだ放鳥には至っていませんが、自然に慣れるためにいろいろな事にチャレンジしています。
なるべく人がいないタイミングを見計らって、さまざまな場所にリキくんを連れて行って様子を見るパパさん。ほとんどの場合、野生のカラスたちに威嚇され、リキくんも怖がってパパさんの元に避難したりするのですが、あるとき、フレンドリーな1羽のカラスと出会ったんだそうです。今回はその場所を再び訪ねてみることに。すると……?
リキくんとパパさんが移動すると、威嚇もせずに一定の距離で付いてくるカラスを発見。足を止めると、木の上からこちらを伺うような姿が確認できました。お互いが会話するように鳴き声を発するシーンも。これは以前に出会ったフレンドリーなカラスで間違いないかも?
パパさんは、迷いつつもリキくんから離れて様子を見てみることに。すると、例のカラスが木から飛びおりてきて、リキくんの近くに着地。普段なら怖がるリキくんも普通に接しており、初めて近い距離でのコミュニケーションがとれたのでした……!
野生のカラスはその後すぐに飛んで行ってしまいましたが、リキくんと相性が良いカラスがいることが分かっただけでも大きい収穫です。リキくん、よかったね!
YouTubeチャンネル「ようこそカラスのリキ」さんは、保護カラス・リキくんの成長記録を公開中。収益は飼育費用のほか、鳥の保護ボランティアをしている人たちへの寄付にあてるとしています。情報や日常写真はSNS(Twitter/Instagram)でも発信しています。
なお、保護主さんは「野鳥のペット飼育を助長する様な意図は一切ありません。安易なヒナの連れ帰りは親鳥からすれば誘拐になります」と注意を呼びかけています。
画像提供:YouTubeチャンネル「ようこそカラスのリキ」さん
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※当然、常温の水なのでご安心ください。
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