ケンカに明け暮れる野良のボス猫を、半年かけて保護した結果……　温厚なおとぼけキャラへ変貌した姿に目頭が熱くなる

　近所で四六時中ケンカしていた野良猫を時間をかけて保護。家族に迎えたら、すっかり家猫らしくなった元ボス猫さんの物語が温かい気持ちになります。再生回数は記事執筆時点で39万回を突破。

　投稿したのは、YouTubeの収益を保護猫活動ボランティアさんへ寄付している「つむりんチャンネル」さん。今回は、他のお家の元保護猫さんを取材して紹介する「保護猫幸せ物語」シリーズで、「わが家の10匹の福猫　はちわれbrother's」チャンネルさんの愛猫・福くんが主人公です。

　野良猫のころの呼び名は「ブッサ」。近所のボス猫で、当時は目ヤニや鼻水といった症状に加えて、おなかが横に張っていたそうです。そんな彼を見て「病院に連れて行きたい」と、地道に半年くらいかけて人間に馴れてもらってから保護しました。

　病院での検査の結果、ブッサは猫エイズ陽性（FIVキャリア）、さらに腎不全の一歩手前だと判明しましたが、はちわれbrother'sさんはそのまま家族に迎えることに。推定年齢は5～6歳とのこと。それから彼は「福」くんという名前をもらい、先住猫たちとは部屋をわけてのびのびと暮らしています。

　ぽっこりしていたおなかに関する症状の診察で通院を重ねるなど大変なこともありましたが、今は食欲も戻り、食いしん坊な姿が見られます。そんな家猫になるまでの6カ月間は「わが家の10匹の福猫　はちわれbrother's」チャンネルで公開された動画でも詳しく知ることができます。

　なお、はちわれbrother'sさんは上記から4カ月後、福くんが野良猫時代に連れていた子たちかもしれない5匹の猫たちを庭で発見。「このままでは子猫が生まれる時期になってしまう」と5匹全員の避妊手術をし、まとめて家族として迎え入れています。

　外の野良猫に威嚇することはあっても、先住猫とはケンカしない福くん。動画の最後には、「シャー」と威嚇していた以前のボス猫の風格から、一気に温厚な性格の“おとぼけキャラ”となったあいらしい姿が。やさしい飼い主さんとまったり幸せな時間を過ごす福くんに、思わず目頭が熱くなります。

　つむりんチャンネルさんは再生リストにて「保護猫幸せ物語」シリーズを公開中。元保護猫で愛猫の「りん」ちゃん＆「つむ」ちゃんのほのぼのとした日常も、YouTubeとInstagram（@rinnoonaka）で見られます。

画像提供：YouTubeチャンネル「つむりんチャンネル」さん

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