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「金田一耕助」古谷一行さんが78歳で逝去 病克服で次なる挑戦の矢先に「予期せぬ出来事に見舞われてしまいました」(1/2 ページ)

お悔やみ申し上げます。

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 俳優の古谷一行さんが8月23日に78歳で逝去したことが、所属事務所「フロム・ファーストプロダクション」公式サイト上で発表されました。


逝去が伝えられた古谷一行さん(画像は「フロム・ファーストプロダクション」公式サイトから)

 古谷さんは1977年から1978年にかけ、「横溝正史シリーズ」(TBS系)の金田一耕助役を演じて一躍有名に。1982年から2007年まで25年続いた「混浴露天風呂連続殺人シリーズ」(テレビ朝日系)でも主演を務めた他、2019年に放送したドラマ「悪魔の手毬唄~金田一耕助、ふたたび~」(フジテレビ系)では磯川常次郎警部役に起用され、金田一役を担当することとなった「NEWS」の加藤シゲアキさんと“新旧共演”を実現。近年も映画「マチネの終わりに」(2019年)や「おもいで写眞」(2021年)に出演していました。


古谷さんが演じた金田一耕助(画像はAmazon.co.jpから)

 しかし、2011年10月には肺がんを患っていることを公表し、2012年2月には仕事復帰を果たすも、約3年後には脳転移が明らかとなり、再度の治療を実施。ここでガンは消えたと語っていましたが、2020年9月に急性胃潰瘍で緊急搬送された後、めっきり体力が落ちたとされ、2022年7月には「20キロも体重が減った」という芸能関係者の証言が一部で報じられていました。

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 事務所は文書を通じ、「病克服後、次なる挑戦に向けて、家族の見守りと共にトレーニングに通う日々を送っておりました矢先、この度の訃報となる予期せぬ出来事に見舞われてしまいました」と、突然の死だったと公表。葬儀は家族のみで既に済ませたとし、近日中に「お別れ会」を実施するとのこと。

 また、「弊社の誇るべき俳優として、数多の作品に出演し、かけがえのない財産を残してくれましたこと、心より感謝の気持ちを持ってお見送りさせていただく所存」と故人の不滅の業績をたたえる一方、心痛を抱えた遺族へ配慮するようマスコミ関係者へ求めていました。


古谷さんの逝去を伝える事務所の文書(画像は「フロム・ファーストプロダクション」公式サイトから)

 なお、古谷さんの1人息子でロックバンド「Dragon Ash」の“Kj”こと降谷建志さんは体調不良のため、父の死の3日後に予定されていた野外フェスティバル「SWEET LOVE SHOWER 2022」の参加を辞退しています。

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