フェスのラインアップかな？　アニメ「チェンソーマン」EDは週替りで12アーティスト参加　MAPPAの本気が限界突破（1/2 ページ）

　アニメ「チェンソーマン」のオープニングおよびエンディングテーマを手掛けるアーティストが9月19日に発表されました。EDはロックバンド「マキシマム ザ ホルモン」をはじめとする12の豪華アーティストが週替わりで担当する構成となっており、「大好きなアーティスト全員集合欲張りセット」「もうこんなのライブじゃん」と大きな反響を集めています。

　「チェンソーマン」は、藤本タツキさんが手掛ける同名のダークヒーローアクション漫画が原作。悪魔がはびこる世界を舞台に、チェンソーの悪魔・ポチタと契約し“チェンソーマン”としてよみがえった少年・デンジを中心とした人間模様や戦いが描かれる作品で、10月11日からテレビ東京系6局ネットでの放送と、動画配信サイト「PrimeVideo」での最速配信が始まります。

　同作のオープニングテーマ「KICK BACK」を担当するのは歌手の米津玄師さんで、共同プロデューサーおよびアレンジャーとして常田大希さんが参加。楽曲には、モーニング娘。の楽曲「そうだ！We’re ALIVE」のフレーズが一部使われていて、アーティストのつんく♂さんは発表後に自身のnote「つんく♂のプロデューサー視点。」を更新し、許諾申請のいきさつや完成した曲を聞いた際の興奮ぶりをつづっています（関連記事）。

　エンディングテーマには「マキシマム ザ ホルモン」の他、歌手のanoさん、Eveさん、Aimerさん、Kanariaさん、syudouさん、ロックバンド「女王蜂」、音楽ユニット「ずっと真夜中でいいのに。」、「PEOPLE 1」、ミュージシャンの「TK from 凛として時雨」さん、TOOBOEさん、Vaundyさんが参加。それぞれの楽曲を通じて「チェンソーマン」という作品を彩ります。なお、どのアーティストが何話目を担当するかは放送時に明らかとなります。

アニメ「チェンソーマン」ED担当アーティストと楽曲名

• マキシマム ザ ホルモン：「刃渡り2億センチ」
• ano：「ちゅ、多様性。」
• Eve：「ファイトソング」
• Aimer：「Deep down」
• Kanaria：「大脳的なランデブー」
• syudou：「インザバックルーム」
• 女王蜂：「バイオレンス」
• ずっと真夜中でいいのに。：「残機」
• TK from 凛として時雨：「first death」
• TOOBOE：「錠剤」
• Vaundy：「CHAINSAW BLOOD」
• PEOPLE 1：「DOGLAND」

　なお「マキシマム ザ ホルモン」の「刃渡り2億センチ」は挿入歌も兼ねており、9月20日には同グループの公式YouTubeチャンネルで歌詞を先行公開。歌と6弦と弟を担当するマキシマムザ亮君がアニメの世界観を表現すべく作詞したもので、激しい楽曲展開を予感させる内容となっています。

　また、アーティスト情報に加えて同作の予告映像と追加キャストも発表。ポチタ役として井澤詩織さん、姫野役として伊瀬茉莉也さん、東山コベニ役として高橋花林さん、荒井ヒロカズ役として八代拓さん、岸辺役として津田健次郎さんが出演します。

　気合の入りまくった布陣でOPとEDが彩られている「チェンソーマン」。ネット上では、漫画家の近藤信輔さんが「無敗の横綱が念のため舞空術とかめはめ波まで体得しました、みたいな覇権への執念を感じる…」と驚きぶりをツイートした他、「会議で有名アーティストの名前が一通り出た後『…全員にエンディング頼んでみませんか？』って言った人がいたとしたらやばすぎる」「もう米津玄師も呼んだれ呼んだれ!!　のアクセルを踏んだ奴がいる」などの声が上がっています。