看護師から転職した友人「マヂ天国~」 → 半年で看護師復帰 その意外な理由に「大戦中の米海兵隊の手記で見た」「傭兵パイロットと同じ」(1/2 ページ)
戦場が忘れられないようです。
お仕事には、本当に「楽しい!」と思える場面も「たの……しい……」とでも思わないとやっていけない場面もよくあるもの。そんな世の中の“あるある”をご紹介する企画「お仕事楽しい」。今回は、前職より良好な環境で働けているのに……というお話です。
生きているって感じがしない
病棟辞めて一般企業に転職した看護師の友達「5日勤でも全然疲れない!トイレ自由に行けるし!病棟の仕事ってほんとヤバかったんだねマヂ天国~」って話してたけど半年後に「飽きた」って言って病棟復帰した
(きむらえりさんのツイートより)
きむらえり(@eri010k)さんの友人のお話。看護師をしていた友人は、一般企業への転職に成功したそうです。しばらくは「全然疲れない、トイレにも自由に行ける、天国みたい! 看護師って本当にキツい仕事だったんだね」と感激していたのですが……半年後に突然「飽きた」と、看護師の現場へ復職してしまったそうです。
転職した友人いわく「重症者の急患や事態の急変みたいな、緊急事態に遭遇したときに脳内がアドレナリンで満たされる感覚。あれがないのが辛かった」たとのこと。看護職経験がないとなかなか分からない感覚ですが……きむらさんによれば「職業的な中毒症状」とのことで、やりがい搾取や過労死には気を付けてほしい、と付け加えています。
このツイートには「同じ話を大戦中の米海兵隊の手記で読んだ。負傷すると本国に帰ることができるのだけど、やがて戦友に「前線が懐かしい。ここに本当の人生はない」って手紙を書いちゃう」「『エリア88』によくいる、戦争は終わったのに、除隊したのに、戦場に戻って来ちゃう傭兵パイロットと同じ症候群ですね」「なんかわかります看護師ではないけれど、接客業疲れたからと、工場や倉庫業へ行って『やっぱつまらん』と思って接客業に戻っている自分がいる」など、まるで前線で戦っていた兵士のようだ、という感想とともに、自分も同じように戻ってしまった、という共感の声も寄せられています。
記事:たけしな竜美(@t23_tksn)
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