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『750ライダー』の石井いさみさん、急性心不全により80歳で逝去 版元は「読者に多大な喜びを届け続けてくださいました」(1/2 ページ)

故・矢口高雄さんの娘はじめ生前の関係者から追悼コメント。

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 漫画家の石井いさみさんが9月17日、急性心不全により80歳で逝去。長年関係を続けてきた「秋田書店」公式サイトが9月22日に明らかにしています

 「秋田書店」公式の発表によると、葬儀は家族や友人の手ですでに行われたとのこと。「読者の皆様に多大な喜びを届け続けてくださいましたことに、あらためまして篤い感謝を捧げます」と、多くの読者をとりこにした作品を描き続けた石井さんに感謝をささげるととともに、「故人の偉大な業績を偲び、謹んで哀悼の意を表します」とつづっていました。


石井いさみさんが秋田書店で刊行した代表作『750ライダー』(画像はAmazon.co.jpから)

 石井さんの下でアシスタントを務めた、漫画家のあだち充さんを担当する元『週刊少年サンデー』編集長の市原武法さんはTwitterを更新し、あだちさんとともに3人で酒席を一緒した際の思い出を回顧。「立ち居振る舞いが粋で本当に素敵な漫画家さん」だったとし、生前お世話になったと感謝していました。

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 生前に親交があり、『サンデー』で連載をともにしたこともある故・矢口高雄さんの次女であるかおるさんも追悼の言葉をツイート。

 故人が送ったサインの画像に添えて、「家が近い事もあってデビュー当時石井先生は父を気遣い愛車に乗って遊びに来てくれた事もあったそう」と振り返り、石井さんの死に「打ちのめされています」とショックのほどを吐露していました。

故人の手になるサイン

 石井さんは高校在学時の1957年に『たけうま兄弟』でデビュー。1975年から10年間にわたって、秋田書店が刊行していた漫画誌『週刊少年チャンピオン』で『750ライダー』を連載し、バイクを愛する少年・早川光と仲間たちの瑞々しい日々を描いて大ヒットを記録しました。

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