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ドクターストップの米倉涼子、「肉体的にも精神的もボロボロ」と謝罪 海外からも「あまり自分を責めないで」とエール集まる(1/2 ページ)

ファンからは「謝らないで」の声が殺到しています。

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 9月28日、米倉涼子さんが11月と12月に予定されていたミュージカル「CHICAGO」ブロードウェー公演と来日公演の降板を発表しました。事務所公式サイトの発表では「急性腰痛症及び仙腸関節障害による運動機能障害」による「ドクターストップ」だと明かされていましたが、自身のInstagramでもファンに向け詳細を説明しています。


ロキシー・ハート役への強い思いが伝わります(画像は米倉涼子さんのInstagramから)

 公式サイトでは「ここ数か月毎日悩まされていた激痛がなかなか改善されず、身も心も出演準備にすら至らなかったのが本音」とドクターストップまでの苦しい過程を想像させるコメントを出していた米倉さん。翌日に更新したInstagramでは、英語と日本語のコメントを掲載し、「断腸の思いでこの決断に至りました…」と冒頭から悔しい気持ちをにじませました。

 米倉さんは、「去年も今年ずっと低髄液に悩まされていて」と持病の低髄液圧症候群に悩まされていたことを告白。検査を重ねて腹部側から髄液が漏れている箇所が見つかったため、医師から提案された治療法により、改善へと向かっていたようです。

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 治療を続けながら活動を行うも、「仙骨周囲の激痛」「馬尾神経腫大」「強度の坐骨神経痛等」「歩行困難」などの問題に直面。「とにかくどうやっても背中を湾曲させることができない」と日常生活に支障のない範囲ではあるものの、舞台でパフォーマンスするにはほど遠いコンディションであることを明かしました。

 米倉さんは、「ごめんなさい、ごめんなさい、本当にごめんなさい」と心から苦しみを吐露するようにファンに向け謝罪。「ここに来るまで肉体的にも精神的もボロボロ状態です。気合いと根性だけではどうにもなりませんでした」と降板がどれほど辛い決断だったかを正直に明かしました。


英語コメントも(画像は米倉涼子さんのInstagramから)

 しかし、共演者らに迷惑をかけることや、当日キャンセルという事態だけは避けたいとの思いから、今回の決断に至ったとのこと。苦しい気持ちを明かしつつも、回復に専念し、「この悔しさを今後の糧として」「もっと強い女になってやるっ!! もっと器の大きな、引き出しの多い表現者になってやるんだ!!」と前向きに力強く決意を語り「待っててね、待っててください(ハート)」とファンに感謝を述べ締めくくりました。

 米倉さんのコメントには、「ヨネさん謝らないでください」「私たちコメっ子はよねさんが心身共に元気でいてくださることこそが幸せです」「立ち止まるときも人生あります。ゆっくり身体を休めてまた笑顔で会わせてください」と日本のファンから回復を祈る声が殺到しました。また、英語コメントの方では「お大事にしてください。あなたの舞台を観られるのを楽しみにしているよ」「早く良くなりますように」「あまり自分を責めないでください。愛とハグを送ります」など英語での励ましが寄せられています。

 米倉さんが初めて「CHICAGO」ロキシー・ハート役でブロードウェイに進出したのは2012年。その後2017年と2019年にも出演し、今回が4度目の出演になるはずでした。公演は米NYアンバサダー劇場でのブロードウェー公演が11月7日から20日まで、東京国際フォーラムでの来日公演が12月14日から31日までを予定していました。

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