「すずめの戸締まり」に松本白鸚、深津絵里らが出演 鈴芽と草太の奮闘映した最新予告映像も公開(1/2 ページ)
予告公開後に新海監督は同作にこめた思いをツイート。
新海誠監督の最新作「すずめの戸締まり」(11月11日公開)の最新予告映像が東宝のYouTubeチャンネルで公開。合わせて、俳優の松本白鸚さんや深津絵里さんら6人のキャストが出演すると明らかになりました。
「すずめの戸締まり」は日本各地の廃墟を舞台に、災いの元となる扉を閉めていく少女の解放と成長を描く冒険物語。“戸締まりの旅”を始めることになったヒロインの岩戸鈴芽を俳優の原菜乃華さんが演じ、災いの元となる扉を探している「閉じ師」の青年・宗像草太を「SixTONES」の松村北斗さんが演じます。
公開された予告映像には鈴芽と草太の出会いや、人の言葉を話す謎の白い猫・ダイジンによって草太が椅子に姿を変えられてしまう場面、旅の中でさまざまな人と交流するシーンが登場。旅を通じて成長し、覚悟を決めた鈴芽が災いを止めるべく奮闘する様子を映しています。
松本さんは草太の祖父で「閉じ師」の師匠でもある宗像羊朗役として、深津さんは漁協で働く鈴芽の叔母・岩戸環役として出演。また、環の同僚である岡部稔役に染谷将太さん、鈴芽が出会う神戸のスナックのママで、女手一つで幼い双子を育てている二ノ宮ルミ役に伊藤沙莉さん、鈴芽が愛媛で出会う同い年の活発な少女・海部千果役に花瀬琴音さん、鈴芽の母である岩戸椿芽役に花澤香菜さんの出演が決定しています。
アニメーション作品初出演となった松本さんは、「宗像羊朗は難しい役でした。監督の第一声が品格がないといけない、品格ということをね、何度も、自分で思いました」と収録時の心境についてコメント。新海監督は役柄の説明が非常に細やかだったそうで、「手取り足取り教えてくださって助かりました」と感謝の言葉を寄せています。
深津さんは自分が環を演じることについて、「魂を吹き込み、彼女の声を作り出す。恐れながら挑戦することになりました」とコメント。「新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける」ことが自身の役目と信じ、一生懸命務めると意気込みを語っています。
予告映像の公開に合わせて新海監督はTwitterを更新。「絵も音も物語も、自分たちの持っている最善の力を込めたいと強く思いながら、二年半組み立ててきました」と、作品にこめた思いを明かしています。
宗像羊朗役:松本白鸚さんコメント
初めてのアニメの声でしたが、新海監督が手取り足取り教えてくださって助かりました。監督はとっても気さくな方で、それでいて役柄の説明が非常に細やかで本当に、感謝しています。宗像羊朗は難しい役でした。監督の第一声が品格がないといけない、品格ということをね、何度も、自分で思いました。素晴らしいスタッフで、監督以下皆さんに親切にしていただいて。11月11日の公開を私も楽しみに期待しております。どうぞ皆さんも「すずめの戸締まり」期待してください。
岩戸環役:深津絵里さんコメント
すずめの叔母・タマキに魂を吹き込み、彼女の声を作り出す。恐れながら挑戦することになりました。初めてのことでとても怖いですが、新海誠監督をはじめ、関わる皆さんが全力を注いだこの作品を、観てくださる方の胸の奥の深いところにまできちんと届ける。それが私のやるべき事と信じ、一生懸命務めさせていただきます。
岡部稔役:染谷将太さんコメント
劇場の予告編で見ていた「すずめの戸締まり」に自分が参加させていただけるなんて思ってもいませんでした。新海監督の緻密で繊細、それでいて大胆な世界観に参加できたことに興奮と感謝をしております。今回、声を担当させていただいた岡部稔はとても純粋で実直な清々しい男であり、鈴芽が育った町を体現している役だと思っております。是非この美しく力強い作品を皆様に劇場で見ていただきたいです。戸が現れた時、いかなる冒険が待っているのか。きっと誰もが新たな世界観に引き込まれるに違いありません。
二ノ宮ルミ役:伊藤沙莉さんコメント
「すずめの戸締まり」の予告を映画館で観た時に、おっ! やったー! 新海さんの新作だ! と完全にお客さんの気持ちで公開が楽しみだなぁと思っていたら、少し後に出演のお話をいただいてこれでもかってくらい驚きました(笑)。自分が新海さんの世界に飛び込めるなんて夢にも思っていなかったのでとても嬉しかったです。やらせていただいたルミさんという女性は強く逞しく楽しく明るく愛情深い女性という印象だったので、やっていてなんだか勝手に心が穏やかになっていくのを感じました。新海さんの演出はとても丁寧で優しくて繊細だったので少しでも応えたいという気持ちで臨みました。アフレコ自体とても楽しくて、今はまた振り出しに戻って公開楽しみだなぁなんて思っています。
海部千果役:花瀬琴音さんコメント
オーディションの時は、声のお芝居は初めてで、新海監督にお芝居を見て頂けるのが光栄だなという気持ちが強かったので、千果役を頂いた時は、私で良いんですか! という気持ちで、とっても嬉しかったです。千果は、すずめが愛媛県で出会う高校2年生の女の子です。すずめの旅の、背中を押してくれる心強い存在だと感じています。千果のように明るく元気にアフレコ中も常に楽しんで演じさせていただきました。どんな世代の方が見ても、何か勇気つけられたり、そばにいる人の愛を再確認したり、それぞれがそれぞれの受け取り方で楽しめるような素敵な作品だと感じています。こんな素敵な作品に参加できてとても嬉しいです。
岩戸椿芽役:花澤香菜さんコメント
再び新海誠監督作品に関わることができてとても嬉しい気持ちです! 私が担当する椿芽は、明るくて溌剌とした女性で、鈴芽ちゃんのお母さんです。鈴芽ちゃんが幼いころに使っていたあの椅子とも深く関係しています。物語の中で印象的に出てくる掛けがえのない日常シーンを、大切に演じています。「戸締まりの旅」の中で自分と向き合い成長していく鈴芽ちゃんの姿がとても素敵ですので、ぜひ劇場でご覧ください。
(C)2022「すずめの戸締まり」製作委員会
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