「見ての通りの“復活”です」活動休止のGACKTが復活宣言 映画「翔んで埼玉」続編も撮影再開へ
2023年公開決定、“日本最高峰の茶番劇”再び。
全埼玉県民が泣いた(かもしれない)“日本最高峰の茶番劇”映画の続編、「翔んで埼玉PartII(仮題)」の撮影が再開され、2023年の公開が決定しました。10月1日「土曜プレミアム」(フジテレビ系)で放送された第1作「翔んで埼玉」の中で体調不良で芸能活動を休止していた主演のGACKTさんが登場、自らの口で復活宣言と撮影再開を報告しました。そこらへんの草食べて治ったのかな。
番組冒頭、本編放送前にVTR出演で姿を見せたGACKTさんは、「体調不良で活動を休止していましたが、おかげさまで元気な姿で帰ってくることができました。見ての通りの“復活”です」と体調不良による無期限活動休止からの復活を高らかに宣言。続けて、「続編の撮影がついに再開致します」と延期されていた撮影が再開されることも明かしました。
『パタリロ!』で知られる漫画家・魔夜峰央さんが1980年代に連載していた同作は、2015年に宝島社から新装版が復刊。「埼玉県民にはそこらへんの草でも食わせておけ!」「埼玉なんて言っているだけで口が埼玉になるわ!」など、埼玉への徹底的な(愛ある)ディスりが時をへてネットで大きな話題となり、2019年にはGACKTさんと二階堂ふみさん主演で実写映画化されました。
原作では主に埼玉が東京に虐げられる構図ですが、「テルマエ・ロマエ」「のだめカンタービレ」シリーズなどで知られる武内英樹監督は、埼玉の対抗組織・千葉や秘境・群馬など関東圏一帯を巻き込む物語に昇華。埼玉ディスを良質なエンターテインメントに仕上げています。
“聖地”と称されたMOVIXさいたまでは39週連続のロングラン上映が行われ、最終興行収入で37.6億円のスマッシュヒット記録した同作。「第43回日本アカデミー賞」では、最優秀賞を受賞した監督賞・脚本賞・編集賞を始め、その年最多となる12部門を席巻し、埼玉県民の心に郷土愛を深く刻んだ作品となりました。
2021年には、「埼玉の皆様 続編作ってゴメンなさい」として続編の制作が決定(関連記事)。このときGACKTさんは「不安しかありません」と粋なコメントを寄せていましたが、翌9月には発声障害を理由に芸能活動を無期限休止すると発表。映画の撮影も延期となっていました。
(ADAKEN)
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