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ミラ・ジョヴォヴィッチ、故郷ウクライナへのミサイル攻撃に悲痛な声明 「目が覚めた」「大量殺りくに打ちのめされている」(1/2 ページ)

ウクライナで生まれ、ロシア系の母を持つミラ。

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 米俳優のミラ・ジョヴォヴィッチが、10月10日にウクライナ各地がロシア軍によるミサイル攻撃を受けたニュースへのコメントを発表しました。ミラは旧ソ連時代のキーウ生まれで、ロンドン、モスクワを経て5歳のときにアメリカへ移住しています。


悲しみをつづる(画像はミラ・ジョヴォヴィッチのInstagramから)

 ミラはミサイル攻撃があった同日、自身のSNSへテキスト画像を投稿。「私の生まれ故郷ウクライナは、今日複数のミサイルに直撃されました。かつて私が歩き、その美しさに見とれたストリートで、市民が死んだのです。私はこの大量殺りくに打ちのめされており、そしていま故郷の人々が体験している悲しみは想像を絶します。私はただ、私の心が彼らとともにあることを伝えることしかできません。そしてその心が彼らを思い砕け散っていることを。そして私が彼らの味方だと伝えたいのです」と、自身の傷心とウクライナの人への思いをつづりました。


5月には娘とウクライナ国旗を表現したスタイルも披露(画像はミラ・ジョヴォヴィッチのInstagramから)

 また、この投稿へ添えたキャプションコメントでは「このニュースで目が覚めて、打ち砕かれてしまった」と朝ニュースを知ったときのショッキングな気持ちを明かしました。本当はバイデン大統領が公布した10月10日の“アメリカ先住民の日”について投稿をしたかったというミラは、この報せを受けて「ただ胃が痛くなった」とのこと。

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 「海外では戦争をあおって、国内では白人至上主義、独善的な人たちが自分の信じることをほかの人にも強制しようとすることにうんざり。もううんざりです。でも個人レベルでは、今日私は生まれ故郷とともに立ち、一緒に嘆き悲しまなくてはならない。ウクライナの人々とともに嘆き悲しみます」と、世界各地にはびこる数々の憎しみに言及しながら「人々がお互いに平和であることを祈る」としています。

 ロシア系の母親を持つミラは、ロシアとウクライナ両方のルーツを持つことから、この戦争が始まってすぐに自身が「2つに引き裂かれている」とその複雑な心情について語っていました。

 ロシア軍が行ったウクライナの首都キーウなど複数の都市への大規模なミサイル攻撃により民間人の死傷者が出たほか、水や電力などのインフラも一部が破壊。プーチン大統領は今回のミサイル攻撃について、ロシアが併合したとするウクライナ南部のクリミアとロシアを結ぶクリミア大橋で10月8日に起きた爆発の報復だとしています。

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