ニュース

早期閉経公表の気象予報士・千種ゆり子、大きな反響に感謝 「発信して良かったなと改めて思いました」(1/2 ページ)

7年前に早期閉経と診断されていた千種さん。

advertisement

 気象予報士の千種ゆり子さんが自身の経験を語るInstagramアカウントを10月11日に開設。千種さんは同日に20代での早期閉経(※)を公表しており、大きな反響があったことへ感謝の気持ちを伝えています。

(※)早期閉経とは、40歳前に月経が永久的に停止すること。卵巣が卵子を定期的に排卵しなくなりホルモンを分泌する能力が衰えるため、閉経と同じホットフラッシュや寝汗などの症状を訴える人もいます。

千種ゆり子さん(画像は千種ゆり子 経験を語るアカウントInstagramから)

 11日に自身のnoteなどを通して早期閉経していたことを公表した千種さん。公表したのは「自分が経験を語ることで、少しでも誰かに勇気を与えるきっかけになったり、悔いのない人生を送る後押しになったら…」という思いからだと明かしていました。

 また、千種さんが早期閉経と診断されたのは26歳だった7年前のこと。オンラインメディア「ハフポスト」の取材では、24歳のころに月経がなくなったことや、そのころに産婦人科を受診していたものの早期閉経とは思ってもみなかったこと、セカンドオピニオンを受けていたらよかったという後悔や、幼稚園時代の幼なじみと結婚を前提に交際中、妊娠できないことを打ち明けた経験なども明かしています。

advertisement

26歳で早期閉経したことを公表(画像は千種ゆり子Instagramから)

 同日、千種さんは自身の早期閉経についての経験を語るInstagramアカウントを開設。多くの声が届いていると明かすとともに「色々な立場の人にとって、考えるきっかけになったようで、発信して良かったなと改めて思いました」と公表に踏み切って良かったともコメント。また、早期閉経に限らず不妊症や不妊治療、妊娠中の悩み、子育てに悩む人の存在について触れ、「誰かのつらさや苦しさは比較できないけれど、意外と身近に、何かと戦っている人がいるかもしれないと想像ができると、言葉の端々や雰囲気に優しさをまとえるような気がしています」「あなたのやさしさに、今度は別の誰かが救われることを、私は願っています」と呼びかけました。

 加えて、ニュースを見たという同僚や友人たちから「当時、気づいてあげられなくてごめんね」という連絡が寄せられたことも報告。「皆さんのせいではないんです」とつづりながら「気を遣われたくないとか、理解はされたいけど、誤解されるのは苦しいっていうごちゃまぜの感情もあり」と明かし、「当時の私なりの気持ちの整理をつけて、打ち明けないという選択をしていました」と伝えています。


友人に打ち明けられなかった理由も投稿(画像は千種ゆり子 経験を語るアカウントInstagramから)

 ファンからは「千種さんの記事を見つけ、とても共感して発信してくれたことにとても感謝してます。ありがとうございます!」と感謝する声や「伝えたいこと全てを代弁してくださってて、共感ばかり」と深く納得する声とともに、「勇気のいることだったと思いますが、絶対救われる人がたくさん居るかと…!」と発信を支持する声が寄せられていました。

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  3. 「懐かしい」 ハードオフで“30年前のPC”を購入→Windows 95をインストールしたら“驚きの結果”に!
  4. 「靴下屋」運営のタビオ、SNSアカウント炎上を受け「不適切投稿に関するお詫び」発表 「破れないストッキング」についてのやりとりが発端
  5. 毛糸でフリルをたくさん編んでいくと…… ため息がもれるほどかわいい“まるで天使”なアイテムに「一目惚れしてしまいました」「うちの子に作りたい!」
  6. 餓死寸前でうなり声を上げていた野犬を保護→“6年後の姿”が大きな話題に! さらに2年後の現在を飼い主に聞いた
  7. 「タダでもいいレベル」 ハードオフで1100円で売られていた“まさかのジャンク品”→修理すると…… 執念の復活劇に「すごすぎる」
  8. 放置された池でレアな魚を狙っていた親子に、想定外の事態 目にしたショッキングな光景に悲しむ声が続々
  9. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  10. 脱北した女性たちが初めて“日本のお寿司”を食べたら…… 胸がつまる現実に考えさせられる 「泣いてしまった」「心打たれました」