これでいいのだ感すごい ベトナムの若者、DIYでフェラーリの最高峰「ラ・フェラーリ」を自作してしまう快挙(1/2 ページ)
「すばらしい!」「いいぞ。もっとやれー」の声があふれています。
「僕らはスーパーカー愛好家。フェラーリが好きですが、所有できないので自分で作りました」──。ベトナムの若者によるYouTubeチャンネル NHET TVが、スーパーカーの「ラ・フェラーリ」を自作しています。え? じ、「自作」……!?!? 夢のスーパーカーを作り上げる熱いチャレンジ精神に「すばらしい!」「いいぞ。もっとやれ」と胸熱になる人が続出しています。
ラ・フェラーリは、フェラーリが2013年に発表した、F40、F50、エンツォ・フェラーリのような創業○○周年的モデルにあたる、それはそれは特別な限定生産車です。世界499+1台限定、ごく限られた超が付く上客のみ注文できたという「お金があっても買えなかった特別なフェラーリ」の1つとして知られます。新車販売価格は日本円で1億6000万円前後とされますが、現在手に入れるならば……想像を絶するひぇぇな価格になっていることでしょう。
そんなラ・フェラーリの“完コピ(?)”に挑むのが彼らです。過去に、同じく超高級車「ブガッティ・シロン」を大胆に自作して話題になりました(関連記事)。君たち、すごいぜ……!
ボディーを自作、フレームやシャシーも自作。ベースは何と、朽ちていた古いトヨタ車だそうです。
数カ月かけてラ・フェラーリの外装を手作業のFRP切った張ったで作りあげ、「大丈夫だ、問題ない」とばかりに設計図のようなものもなし(動画に映っていないだけで多少はあるはずですが……)に、豪快にジャィィィンと切って、バァァァァと溶接して、ギュィィンと穴開けて、プシュシューと色塗って、テキパキと部品を取り付けて。ホントにだんだんとクルマのカタチになっていきました。技術、そして情熱と根気がすごい。
こうして「ボディーは後だぜ!」とむき出しのまま走行試験へ。豪快すぎる行程と見た目に反して意外なほどの軽快な走りに「よっしゃ、シャシーできた」。おぉぉー!
動画にも「おめでとうございます」「よくやった!」「そのレプリカの価格はいくらですか?」などのコメントが多数。ベトナムのクルマ好きすぎ猛者による「自作」ラ・フェラーリの完成、今後も見守っていきましょう。
(カナブンさん)
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