ついにハガレンもか! 舞台「鋼の錬金術師」、2023年4月上演決定とキャスト公開に「めっちゃ見たい!」「鎧武やん」(1/2 ページ)
佃井皆美さんと吉田メタルさんの並びに「仮面ライダー鎧武」を想起する人が続出。
荒川弘さんの同名漫画が原作となる舞台「鋼の錬金術師」が2023年3月に大阪府と東京都で上演されることが決定しました。エドワード・エルリック役は一色洋平さんと廣野凌大さんのWキャスト。アルフォンス・エルリック役は眞嶋秀斗さん、ウィンリィ・ロックベルはAKB48の岡部麟さんが務めます。
漫画『鋼の錬金術師』は、禁忌を犯し体の一部を失った錬金術師のエドワード・エルリックが、体が鎧になってしまった弟アルフォンスとともに、「賢者の石」を探す旅に出るダークファンタジー。2001年8月号から2010年7月まで『月刊少年ガンガン』(スクウェア・エニックス刊)にて連載され、2021年7月時点で全世界シリーズ累計部数は8000万部を突破しました。
初めてとなる舞台は、2023年3月8日から3月12日まで新歌舞伎座(大阪府)、2023年3月17日から3月26日まで日本青年館ホール(東京都)で上演。チケット販売は、アプリ「鋼の錬金術師 MOBILE」ユーザー向けの先行受付が11月1日12時から11月15日まで、11月12日発売の『月刊少年ガンガン』先行受付が11月12日12時から12月12日まで、一般発売は2023年2月4日12時からです。上記以外のチケット先行スケジュールは後日解禁するそうです。
あわせて、エドワード役やアルフォンス役、ウィンリィ役以外のキャスト・制作陣も発表。ロイ・マスタング役は蒼木陣さんと和田琢磨さん(Wキャスト)、リザ・ホークアイ役は佃井皆美さん、アレックス・ルイ・アームストロング役は吉田メタルさん 、ジャン・ハボック役は君沢ユウキさん、キング・ブラッドレイ役は辰巳琢郎さんです。また、全身鎧であるアルフォンスのスーツアクターとして桜田航成さんが出演します。
今回の上演決定とキャスト・制作陣の発表に、Twitterでは「ハガレン」「一色さん」がトレンド入り。「まってやだ! 見たすぎる!!」「一色くん! 身体能力高いから期待しかない!!」「なぬ? 陣くんロイさん!?」「石丸さんの作品への愛と本気度は全面的に信頼してるから、大丈夫やって安心できる」などと期待する声が寄せられています。
また、「仮面ライダー鎧武」で凰蓮・ピエール・アルフォンゾ(仮面ライダーブラーボ)役の吉田さん、湊耀子(仮面ライダーマリカ)役の佃井さんが出演することから「チーム鎧武がいる!!」「皆美ちゃんとメタルさんが並ぶと鎧武w」と興奮する声も続出しています。ほかにも、「アームストロングに吉田メタルって適任すぎでは」という声も見られました。
脚本・演出を務める石丸さち子さんは、「旅のはじまりを報せる汽笛が響き、開演するこのドラマ。お客様が、エドとアルの旅に寄り添い、ともに旅をして、心の底から感動できる時間を創ります。どうぞご期待ください」とコメントしています。
脚本・演出 石丸さち子さんコメント
少年期に、喪った母への想いで禁忌を犯し、拭えない罪に苦しみながら、直向きに闘う旅を続けるエルリック兄弟。苛酷な運命を背負いながらも、彼らの旅のもたらす爽快感、笑顔、どんな絶望の中にあっても希望を見いだす人間力......。「鋼の錬金術師」は、世界の名だたるジュブナイル小説に匹敵する、少年の自立と成長を独創的な設定で描いた名作です。
そのすべてを生み出した荒川弘先生への大きな敬意が、この冒険に乗り出すわたしの背を押してくれました。
オーディションで、素晴らしいエド二人に出会いました。全く違う個性だからこそ、エドの魅力を多面的に炙り出し、平面から躍動感を持って飛び出してくれることでしょう。アルの造形の素晴らしさには、その中に生きる魂の生命力を感じて頂けると確信しています。生の舞台ならではの、キャラクターと俳優の個性の融合、アクションや錬金術の迫力。少年の心の機微を描く繊細さ。ドラマを扇情的にも抒情的にも際立たせる生バンドの演奏と歌。......と、わたしの中ではすでにハガレンの世界が立ち上がってきました。
原作ファン、2.5次元舞台のファン、ひいては舞台芸術を愛する方々、すべてに訴える作品にしようと、出演者も様々な出自の方に集まっていただきました。その仲間たちと、常識にとらわれず、伸び伸びと、ハガレンの世界を立ち上げていこうと思います。
旅のはじまりを報せる汽笛が響き、開演するこのドラマ。お客様が、エドとアルの旅に寄り添い、ともに旅をして、心の底から感動できる時間を創ります。どうぞご期待ください。
エドワード・エルリック役 一色洋平さんコメント
小学生の頃、漫画交換が流行りました。自分のオススメ漫画を貸す代わりに、相手からも借りる。大親友が貸してくれた一冊、それが「鋼の錬金術師」でした。以来、その親友との「戦いごっこ」で、僕は幾度となく「エドワード・エルリック」を演じてきました。手が真っ赤になるほど錬成のポーズで両手を合わせ、地面に手をついては「いま岩の壁作ったから!もうこっちに来れないようにしたかんな!」と。彼と二人、学校の至る所で錬成をしました。俳優も錬金術師のような一面があるように思えます。「自身の経験」と「共演者から貰うもの」、そして最大の武器である「想像力」でもって「芝居」を錬成する。原作を長年愛され、もはやご自身の一部分となっているあなたへ。これを機に一巻の一ページ目を開いて下さるあなたへ。そして、あの頃僕と同じように校庭をエドとして駆けずり回ったあなたへ。舞台『鋼の錬金術師』チームは、そんなあなたと絆で繋がれる一作を錬成すべく旅を始めます。
エドワード・エルリック役 廣野凌大さんコメント
はじめまして。この度エドワード・エルリック役を務めさせていただきます、廣野凌大と申します。
まずはエドを演じられることを幸せに思っています。同時に、皆様に本当に愛されている「鋼の錬金術師」を主演として背負わせていただく責任も重く感じております。
演じるからには、皆様に「鋼の錬金術師」の世界を体験して色々な感情を受け取っていただきたいので、役者一同、誠心誠意キャラクターと向き合い、一人の人間として、エド、そして作品の魅力を深められるよう頑張ります。製作発表会でもお伝えしましたが、僕の命と等価交換で、文字通り命を燃やして作品に取り組んでまいりますので、応援していただけますと幸いです。
(C)荒川弘/SQUARE ENIX・舞台「鋼の錬金術師」製作委員会
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