「またライトセイバーを振り回せて楽しかった」「アナキンを少し意識」 「スター・ウォーズ」新作で再びダース・ベイダー役演じた心境をヘイデンが明かす(1/2 ページ)
アナキン役に決まった時は「信じられなかった」そうです。
「東京コミコン2022」で11月27日、「スター・ウォーズ」でアナキン・スカイウォーカー役を務めたヘイデン・クリステンセンと少年時代のボバ・フェット役を務めたダニエル・ローガンを迎えての特別ステージが開催。ヘイデンは、「エピソード3」から約17年経って新作ドラマ「オビワン・ケノービ」(ディズニープラス配信)で再びダース・ベイダーを演じたことについて、「戻ってきてアナキンになれてすごくうれしいし、友達でもあるユアン・マクレガーに再会することも、ディレクターが最高の作品に仕上げてくださっていることもありますが、衣装をまた着ることができてすごくうれしい。ライトセイバーを振り回せてすごく楽しかった」と回顧しました。
再び同役を演じる際には、「マスクの裏にいるアナキンをちょっと意識するようにした」と吐露。「どこかにアナキンの心は残っていて、それは息子の感情によって引き出されるんじゃないかと感じ、なるべく表現するようにした」と話しました。
かつて「エピソード2」で自身がアナキン役に決まった時のことについては、「もう信じられなかった。こんなに長く演じることができるなんて、自分も思ってなかったし、『よっしゃ!』という気持ちだった」と回顧。少しずつダークサイドに近づいていくアナキンを演じる際には「デザインは大きく影響を与えてくださった。衣装もそうだし、グローブの細かいところも変わっていった。あとは、顔にかかる影については心に留めていました」と明かしました。ダース・ベイダーとアナキンの違いについては、「見た目から違いますよね。体格、音、基本的な考え方も違うんじゃないか。(ダークサイドに落ちて)世界の見方が違うんじゃないかな」などと指摘しました。
一方、ダニエルは、ボバ・フェットがどうしてここまで人気のあるキャラクターになったのかについて、「最初はあまり出番がなかったじゃないですか。なので、皆の中で勝手にバックストーリーをつくられていったんじゃないかな」などと背景を分析。父であるジャンゴ・フェットの首が目の前で切り落とされる場面は象徴的なシーンであり、「映画館で見たときには『やったー!』と声を上げた」と明かしました。ちなみに、持ち上げたジャンゴのヘルメットは、父の頭が入ってなかったこともあり、重くはなかったそうです。
ステージの最後には、ヘイデンとダニエルが肩を組んでファンに「May the force be with you(フォースとともにあらんことを)!」と呼びかけるサービスも披露し、会場からは歓喜の声が上がりました。
「東京コミコン」は11月25日から同27日まで開催。国内外映画やコミックなどの最新情報公開、先行商品の販売、グッズや実際に映画で使用されたプレップの展示が楽しめるイベントです。また、ヘイデンやダニエルなど海外セレブ俳優と一緒に写真を撮ることもできます。COVID-19(新型コロナウイルス感染症)の影響で、2020年はオンライン開催、2021年は中止となっていました。
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