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山田邦子、M-1での低点数審査に「決勝戦で甘口ばかりもどうかと」 “コメント薄すぎ”の指摘へ「悪いところは言う必要がない」(1/2 ページ)

初審査員だった山田さんの点数に、さまざまな声が寄せられていました。

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 漫才コンテスト「M-1グランプリ2022」で審査員を務めたピン芸人の山田邦子さんが12月19日にTwitterを連続更新。視聴者から寄せられた審査内容に対する意見に回答しています。


80年代からのお笑いブームで一世を風靡(ふうび)した山田さん(画像は過去記事から)

 12月18日に行われた同大会で初の審査員を担当した山田さんは、終了後にブログで「決勝に残るチームはどれもレベルが高くとても面白かった」とネタの練度をたたえ、「個人的には 最高得点を付けた真空ジェシカのネタが1番面白かったです」「次は、1回戦目のロングコートダディ 笑ったな~~」と個人的な感想をコメント。


山田さん(画像は山田邦子 公式ブログから)

 ブログのみならず続く19日には、Twitterアカウントへ寄せられた好悪さまざまな意見にも自身の見解を披露していきました。

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 「ブレっブレで最悪でしたな。過去のM1見てれば平均点くらいわかるでしょ。2度と審査員しないで欲しいです」という辛辣(しんらつ)な意見には、「的確で、公平な審査をしたつもりです。今日、私が1番面白かったのは真空ジェシカ、次は一回目のロングコートダディでした」と自身の中で評価は全くブレていないと断言。

 また、「点数のことはどうでもいいんですが、コメントが薄すぎて、、」「ネタへの審査コメントがほしいです」という声には、「良いところは伸ばし、悪いところは本人たちがわかっているので敢えて言う必要がない、と考えています」「決勝組は、すでに平均点以上の凄いメンバーでした」といくつもの壁を越えて決勝戦へたどり着いた各組は自身の長所短所もよく理解しているはずだとしました。

 「来年は点数を低くした理由も聞きたいです」という要望には、「さすがに決勝戦組は面白くどの組も平均点以上でした。カベの場合は“ん”の規制が入ったあたりから『スンドブゥ』が爆笑でした」と、「カベポスター」をはじめとする出場者の実力をあらためて認めた上で、「わーっと出てくるタイプではないので、4番手ぐらいの出なら、お客様も頭から温まっていたかもしれません」と会場の盛り上がりに欠けていた部分が点数に影響したことを示唆しました。

 さらに「降り幅大きい採点した山田邦子さんの審査は良かったです」との声には「とても良い大会でした。決勝戦は群を抜いて突き抜けた組がなく、難しい審査となりました」と“群を抜いて突き抜けた組”はなかったという見方を示し、「点数辛口やったなあ」という感想には「決勝戦で甘口ばかりもどうかと……」との考えをつづっていました。

 山田さんは同大会で、1組目の「カベポスター」に「とても面白かった。私としてはすごい高い点数をつけた」と最低点となる84点をつけ、続く「真空ジェシカ」では最高点となる95点を提示。その後4組に80点台をつけ、低評価が審査員の中で最多となったため、ネット上では“基準がわからない”“1人だけ点数が低すぎる”と賛否両論が巻き起こる事態となっていました。

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 なお山田さんを除いた6人の場合と、山田さんの点を加えた場合の結果は、「ウエストランド」と「ロングコートダディ」の順位が2位3位と入れ替わることと、「真空ジェシカ」と「オズワルド」が同率6位で並ぶのみでほとんど変わらないとみられています。

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