池に捨てられた子猫2匹を発見、近づくと……　スマホより小さい体で甘える姿に「涙が溢れてきた」「安心してるんだろうね」

　スマホより小さい2匹の子猫を保護する様子が、YouTubeチャンネル「TTTたろっぷ」に投稿されました。動画は記事執筆時点で再生数76万回を突破、コメント欄には「これからどんどん元気に成長していってほしい！」「保護して下さってありがとう」といった声が寄せられています。

　2022年10月13日、YouTuberのたろっぷさんのもとへ1本の電話がかかってきました。相手は妹のはなっぷさんで、「釣りをしていたら猫が捨てられていたので至急来てほしい」とのことです。

　はなっぷさんから送られてきた動画には、生後間もない2匹の子猫が映っていました。以前、カラスに襲われていた子猫を保護したことがあるたろっぷさん。動画に映る子猫たちは、そのとき保護した子猫と同じぐらいの大きさです。このまま放っておくことなんて出来ません！

　現場に到着すると、急きょ用意した赤ちゃん用のキャットフードを子猫たちにあげるたろっぷさん。子猫たちはおなかが空いていたのかうれしそうに食べます。また人懐っこく、全く警戒心がありません。近くに布が落ちていたことやキャットフードに抵抗がない様子から、もともと誰かに飼われていた可能性が高そうです。

　そしておなかがいっぱいになった子猫たちを連れ、動物病院へ。診察の結果、子猫たちはオスとメスで、目に炎症を起こしていてノミが付いているが健康とのことでした。大きな病気にかかっていなくて本当によかった！

　病院でノミ取り薬と目薬をもらい、道中に必要なものを一式買いそろえ帰宅。子猫たちは粉ミルクを飲んだらスヤスヤと夢の中へ……。かわいらしい寝顔を見ているとバタバタだった1日の疲れも吹っ飛びそうですね。

　保護から2日後には、ぬるま湯のお風呂に入れてもらった2匹。匂いもなくなり、付いていたノミはピンセットで全て取ってもらったそうです。さらに3日後には2匹が過ごしやすいよう専用のお部屋をプレゼント！　着々と環境が整っていきます。

　安心して過ごせる場所やおなかいっぱい食べられるごはん、ふかふかのベッドは2匹にとって当たり前ではなかったもの。ヘソ天状態でスヤスヤと無防備に寝る姿を見ていると胸が熱くなります。

　2匹の先住猫との相性を気にしていたたろっぷさんですが、子猫たちの飼養を決意したとのこと。名前は「テオ」くんと「ナナ」ちゃんに決まりました。動画撮影時は子猫のワクチンが終わっておらず、先住猫たちとの顔合わせができていませんでしたが、現在は4匹仲良く暮らしているそうです。

　Twitter（@taro5050taro）やYouTubeチャンネル「TTTたろっぷ」には、4匹の猫ちゃんたちの動画や写真のほか、福岡県を拠点にさまざまなことにチャレンジするたろっぷさんの姿が公開されています。

画像提供：「TTTたろっぷ」

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