坂口憲二、金髪＆鼻ピの“ドーベルマン山井”ショット　当時知るファン歓喜「極悪なんだけど嫌いになれない」「私的には一番」（1/2 ページ）

　俳優の坂口憲二さんが1月26日に自身が手掛けるコーヒーブランド「THE RISING SUN COFFEE ＆ BEANS」のInstagramストーリーズを更新。“ドーベルマン山井”こと山井武士役で出演していたTBSドラマ「池袋ウエストゲートパーク」（IWGP）時代を懐かしみながら、当時の金髪＆鼻ピアスの衣装姿を公開しました。

　IWGPでは、ドーベルマンと決闘し勝利して以来「ドーベルマン殺しの山井」と呼ばれている凶暴かつ孤独な男・山井武士を演じた坂口さん。山井は黒タンクトップ姿でところどころ黒が混ざった金髪、鼻と耳のピアスを鎖でつないでいるという強烈なビジュアルで、言動の過激さも相まって多くの視聴者に大きなインパクトを与えました。

　同ドラマは2000年に放送された平成の人気ドラマでしたが、2023年1月からNetflixで配信スタートしたことから再び注目されるように。また、坂口さんをはじめ主演の長瀬智也さん、窪塚洋介さん、山下智久さん、妻夫木聡さん、高橋一生さん、佐藤隆太さん、阿部サダヲさん、矢沢心さん、加藤あいさん、酒井若菜さんら当時は若手だった出演者がその後にスターダムを駆け上がったことや、脚本を担当した宮藤官九郎さんが人気脚本家として多くの作品を手掛けるようになったきっかけとしても知られています。

　今回坂口さんが投稿したのは、負傷した鼻にガーゼをつけた山井がカメラに向かって中指を立て、挑発するように目を見開いている1枚。坂口さんは「自分に演じる事の楽しさと俳優として自信を持たせてくれた作品」とIWGPへの思いをつづりながら、「現場はめちゃくちゃだったけど楽しかったな。青春」と撮影当時を懐かしみました。

　ネット上ではIWGPを視聴して山井に衝撃を受けたという人が多く、「ドーベルマンが最高にかっこよくない？　あのころの坂口憲二神」「私的にはドーベルマン山井が一番ビジュアルカッコいい！」とビジュアルの強さに圧倒されたというファンや、「坂口憲二さん演じる山井の視線は危うさの中に儚さがあって、まだひとり闇の中に取り残されてる孤独感が伝わってきて切なかった…」と坂口さんの演技力を称賛する声とともに、「ドーベルマン山井やってること極悪なんだけど孤独で純粋な男だから嫌いになれない」と凶悪キャラながらも憎めないという声があがっています。

　坂口さんはIWGP出演後、ドラマ「天体観測」（フジテレビ系）や「医龍 -Team Medical Dragon-」（フジテレビ系）など多くの作品に出演しますが、2018年に指定難病である「特発性大腿骨頭壊死症」を発症したことから芸能活動を休止し、所属していた芸能事務所も退社しています。その後、焙煎士としての道を歩み始めコーヒーブランドを設立。現在は九十九里浜に焙煎所を持ち、東京都、神奈川県横浜市、千葉県大網白里市に店舗を構えるなどセカンドキャリアをまい進しています。