期待値高すぎ! 衝撃のホラー映画「くまのプーさん」続編決定でネット大沸き 著作権切れ迫り「いつかミッキーマウスも」の声飛ぶ(1/2 ページ)
終わらないプーさんの凶行。
ディズニー映画シリーズの人気キャラクター「くまのプーさん」をホラー映画化し、ネットが騒然となった「Winnie the Pooh: Blood and Honey(原題直訳:「くまのプーさん:血とはちみつ」)。1月29日に同作の続編制作決定が発表されました。すごいスピード感……。
ぷっくりした頬とおなか、のんびりした話し方がかわいい「くまのプーさん」ですが、同シリーズではそのイメージを完全に裏切り、しわっしわの細長い顔に不穏な笑みを浮かべ凶器を持ったプーが登場。
第1作目では、大人になったクリストファー・ロビンが恋人を連れて100エーカーの森へ戻ると、そこには長い間クリストファーから放置され、食べるものがなくなり野生化していったプーとピグレットの姿が。すでに公開された予告編を見る限り、「君たちを忘れたことはなかった」などクリストファーがお決まりのセリフを口にする王道ホラーが展開されるもようです。
この仰天パロディを制作した英ロンドン拠点のホラー映画制作会社Jagged Edge Productionsは、Instagramに血がこびりついた“2”の画像を投稿し「今夏撮影開始!」とシンプルなコメントを添えて告知しました。
同作は低予算ながら映画やテレビ作品のデータベースサイトIMDbの「今年最も期待できる映画」で、1位の「バービー」(2023年)に続いて2位にランクインしたほどの話題作。このとんとん拍子な続編決定発表に「大興奮だよ!」「もう!? 今年の夏が楽しみだ!」など、すでに期待を膨らませるファンからのコメントが寄せられています。
同シリーズは、1926年に出版されたA・A・ミルンの児童小説「くまのプーさん」が、出版後95年経過したことにより著作権が消滅し2022年1月にパブリックドメインとなったことで制作可能になったもの。豚のピグレットは登場しますが、1928年出版の絵本から登場する虎のティガーはまだパブリックドメインになっておらず登場しません。また、著作権は切れているものの、赤いTシャツを着たプーさんはディズニーが商標登録しているため使えず、同作のプーさんは赤いチェックのシャツにオーバーオールという出で立ちに。
さらに2024年には初期のミッキーマウスが登場する「蒸気船のウィリー」(1928年)が著作権切れになることで、「くまのプーさん」に続くパロディが制作されるのではといった予想も囁かれるようになり、今回の発表に「やった! いつかミッキーマウスも『蒸気船ウィリー』でできるといいな!!」「オリジナルのミッキーマウスのホラー映画も忘れないで!」などさらなる期待を寄せるコメントも書き込まれています。
映画「Winnie the Pooh: Blood and Honey」は1月26日のメキシコを皮切りに米国、ニュージーランド、英国などで順次公開予定。日本では公開未定です。
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