「EXIT」兼近大樹、“ルフィ”との過去に言及　具体的な説明避けつつも「死ね、社会に出るな、で終わらせずに知ってください」（1/2 ページ）

　お笑いコンビ「EXIT」の兼近大樹さんが1月31日にTwitterを更新。現在フィリピンの入管施設に収容されている渡辺優樹容疑者との接点が一部で報道される中、具体事案には触れていないものの、過去の行いに言及しながら「今日から生きる俺を知ってください！」と呼びかけています。

　2012年、札幌市内マンション一室から金銭が盗まれた事件に関与し、逮捕された兼近さん（自身は不起訴）。当該事件では、現在全国各地で起こっている広域強盗事件に関与しているとされる、渡辺容疑者も逮捕されていたと一部で報じられており、兼近さんは1月29日に行われたトークライブで、自身の過去の境遇に触れながら、ファンに向けて謝罪していました。

　Twitterを更新した兼近さんは、「沢山の声が届いていますが、多少脚色されたデマもありながら、ほとんどが既に公表している事実で、当たり前とは程遠い想像を越えたイカれ少年期を過ごしていましたため、弁明の余地もありません」とコメント。

　「今、過去を知った人からしたら今日起きた事なんだと理解して日々過ごしています」と心境を明かすと、「因みに今もアルファベットすら出来ず、1桁の掛け算もままなりません。普通なんて知らない人生を生きてきましたがそんな奴が小説を書きました。1人の人間が犯罪に手を染めていく過程が描かれています」と2021年に発売された著作『むき出し』を引き合いに出し、「理解できない、何故こんな奴がこの世にいるのか、死ね、社会に出るな、で終わらせずに知ってください。それが被害者も加害者も減らし、分断をなくす一歩になります！」とつづっています。

　続けて、「あなた達が俺を殺しても、世界は何も変わりません。皆、被害者の助けになるための活動は当然していると思いますが加害者を減らす事で被害者は減ります」「過去に干渉することはできないので、改めて今日から生きてる俺を知ってください！　そしてその熱は、加害者を減らす方に使ってくれたら嬉しいです」と呼びかけました。

　リプライ欄では、「（加害者を減らしていくもしくは）人助けってどーいうものだと思いますか…？」との質問が寄せられ、兼近さんは「知ること！　そして寄り添う！　階層にハシゴをかけることだとおもっています！　出来る限り登りやすいように!!」と返答。加害者を減らすための具体的な施策を尋ねられると、「どこに支援したいか、何に興味を持ったか、検索したらすぐに支援できますし、ボランティア団体もあります！　お願いします！」と応えています。