ニュース

かわいすぎると話題になった英語教科書の「エレン先生」、今は英語以外の教科にも!? 採用の理由、出版社に聞いた(1/2 ページ)

エレン先生、働き過ぎ?

advertisement

 中学校の英語教科書に登場してかわいいと話題になったキャラクター「エレン先生」が、今や他の教科にも進出していると話題になっています。出版元の東京書籍にエレン先生が今どんな状況なのか聞きました。

5教科の表紙で活躍中のエレン先生

 エレン先生が初めて登場したのは2016年(平成28年)度版の中学の英語教科書「NEW HORIZON」。アニメ風のイラストで描かれたキャラクターは、教科書の登場人物ながらかわいいと話題になりました(関連記事)。東京書籍の担当者は当時、「できるだけ多くの生徒に学習しようという意欲を持ってほしいと思い、生徒に関心の高いタッチのイラストに変えることにしました」とアニメ風のイラストを採用した背景を語っていました。

 そんなエレン先生ですが、今や高校入試の参考書にも姿を見せています。掲載されているのは『高校入試要点ズバっ!premium』の表紙で、「国語」「社会」「数学」「理科」「英語」と主要5教科の顔に。得意分野の英語ではメインの参考書だけでなく、「英単語・熟語1400」の表紙にも採用されています。あまりの人気ぶりにTwitterでは「エレン先生の労働環境が過酷」と冗談が飛び出すほどです。

advertisement
理科
AR機能も搭載
英語
国語
社会

 参考書の出版元である東京書籍にエレン先生の活躍状況を聞いたところ、教科書では高校地理総合教科書(教材も連動)と、中学校英語2年にも1コマ登場し、参考書では『高校入試要点ズバっ!premium』シリーズに起用したとのこと。

 東京書籍によると、「英語教科書で生徒にもなじみのあるエレン先生を一般書にも採用してみてはどうか」という話になり、高校入試対策用の『高校入試要点ズバっ!』シリーズに採用し、リニューアルしたプレミアム版として発行したといいます。

 なお『高校入試要点ズバっ!premium』では全科目共通で表紙にARが付いており、エレン先生が使い方を解説してくれるそうです。出版社も安心して頼れるエレン先生のエリートぶりがうかがえます……!

画像提供:東京書籍

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. 猫だと思って保護→2年後…… すっかり“別の生き物”に成長した元ボス猫に「フォルムが本当に可愛い」「抱きしめたい」
  2. 「やはり……」 MVP受賞の大谷翔平、会見中の“仕草”に心配の声も 「真美子さんの視線」「動かしてない」
  3. 海で“謎の白い漂流物”を発見、すくいあげてみると…… 2億1000万再生された結末に「本当によかった」「ありがとう」【チュニジア】
  4. スーパーで売っていた半額のひん死カニを水槽に入れて半年後…… 愛情を感じる結末に「不覚にも泣いてしまいました」
  5. 難問の積分計算をホワイトボードに書き置きしておいたら……? 理系大学での出来事に「かっこいい」「数字でつながる感じいいな」の声 投稿者にその後を聞いた
  6. 「うおおおおお懐かしい!!」 ハードオフに3300円で売っていた“驚きの商品”が140万表示 「ガチのレアモンや……」
  7. 夫妻が41年ぶりに東京ディズニーランドへ→“同じ場所”での写真撮影時に「キャストの粋なサポート」明かす
  8. 「大企業の本気を見た」 明治のアイスにSNSで“改善点”指摘→8カ月後まさかの展開に “神対応”の理由を聞いた
  9. ワゴンに積まれていた“980円の激安デジカメ”→使ってみると…… まさかの仕上がりに「お得感がすごい」
  10. カマキリを操る寄生虫「ハリガネムシ」食べてみた 未知すぎる“衝撃的な内容”に震撼 「正気を疑う」「鳥肌立ったわ」