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「頭が高いよビッチども」マドンナ、グラミー賞の激変ルックバイラル化に猛反発 「年齢に一番こだわっているのはあなた」と心配の声も(1/2 ページ)

「先駆者であり続ける」とマドンナ。

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 米歌手マドンナが2月8日にInstagramを更新。現地時間5日開催のグラミー賞授賞式以降、自身の外見ばかりが話題になっていることへ苦言を呈し、「年齢差別や女性差別」「私は誰に申し訳ないと感じることもない」と主張しています。


マドンナが公開した動画から、右がサム・スミス(画像はマドンナ公式Instagramから)

 マドンナは第65回グラミー賞授賞式で、サム・スミスとキム・ペトラスがコラボ曲「Unholy」をパフォーマンスする際の紹介役を担当。しかし視聴者の視線は極細眉に丸めた三つ編みツインテール、ウエストのくびれを強調した黒のスーツでキメたマドンナのルックに注がれることに。本人のInstagram投稿にも「悪い意味で変わってしまった」「眉毛を復活させてください!」と外見に関するコメントが殺到していました(関連記事)。

 マドンナの最新投稿はこれらの声への反論で、「私がスピーチで述べたことよりも、みんな私の外見の話ばかりしている」と不快感をあらわに。マドンナが紹介した「Unholy」は、最優秀ポップ・デュオ/グループ・パフォーマンス賞を受賞していて、これによりペトラスはグラミー賞を受賞した初めてのトランスジェンダー女性となりましたが、こうした功績さえも注目されない状況を嘆いています。

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グラミー賞のプレゼンター姿のマドンナ(画像はマドンナ公式Instagramから)

 SNSでバイラル化している自身のショットは望遠レンズで撮影されたものを拡大化したもので、実態とは程遠いとしつつ、そもそも世の中全体にエージズム(年齢差別)やミソジニー(女性蔑視、女性嫌悪)が根強くまん延していると指摘。「自分が下したクリエイティブチョイスにも、自分の見た目や服装の選択についても、私が申し訳なさを感じることは絶対にない」と言い切り、デビューから一貫して先駆者として開拓してきた道をこれからも歩き続けると宣言しています。

 言葉を裏付けるように、マドンナが公開したのはサムやカーディ・Bら、グラミー出席者と写した動画をまとめたもので、舌を絡ませたキスや性行為を連想させるムーブも含まれた過激な内容。「頭が高いよビッチども」という言葉で締めくくられた投稿には、「よく言った」「イエス、クイーン」とマドンナをたたえるコメントが寄せられる一方で、「発言内容には同意するけれど年齢に一番こだわっているのはあなた自身では」「ありのままで十分美しいのに」と心配の声も投稿されています。

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