クッパ「みんなでコスプレしようっていったじゃん！」　ジャック・ブラック、マリオの裏切りに「スーパーマリオ」共演者とトーク拒否

　映画「ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー」（2023年4月28日に日本公開予定）の原語版声優陣が、米トーク番組「The Kelly Clarkson Show」に出演。しかしクッパ役のジャック・ブラックだけが1人全力のコスプレで登場するという展開になりました。

　スタジオのゲスト席には、マリオ役のクリス・プラット 、ルイージ役のチャーリー・デイ 、キノピオ役のキーガン＝マイケル・キーの姿が。司会のケリー・クラークソンが「ジャックはどこ？」と1人姿が見えないことに気付き、するとクリスらも「どこにいるの？」「一緒にいたのは確かだよ」「でも今はどこにいっちゃったのかわからないな……」とさも今気が付いたというように言い合います。

　同作キャラクターのなかでクッパが特にお気に入りだというケリーは、1人ジャックを探しに行くことに。「ジャック？」ときょろきょろしていると、セット裏にぽつんと立つ完全にクッパなジャックの姿が。ぶぜんとしているクッパ・ジャックの姿につい笑いを抑えきれないケリーですが、フフと笑いながらも「かっこいいよ！」とすかさずほめたたえます。

　そしてケリーが「どうしたの」と理由を尋ねると、「出ていきたくないんだ」とジャック。「どうして？」と聞かれ、「だってみんなでコスプレしていこうねって言ってたのに。僕だけ1人コスプレしちゃってばかみたいだ。出ていきたくないよ！」と素直に説明してくれました。ちょっとみんな、ジャックがかわいそうだよお……。

　しかしクッパがお気に入りのケリーは「ううん、ばかなのは彼らの方だよ。あなたはかっこいい！」とおだてあげ、ジャックを登場させてしまいます。

　そして歓声とともに登場したクッパ・ジャックは、観客の前でお尻フリフリパフォーマンスもサービス。席に着くとクッパの衣装が脱げなくなったことも説明し、さらにジャックを「かっこいいよ」とダメ押しでほめ続けるケリーにはお礼を言うも、急いでご機嫌を取ろうとした共演者たちとは会話を拒否。「君たちとは話したくもないよ。怒ってるんだからな」と心に刻まれた傷はとても深いよう。どうかまたすぐ仲直りできますように！

　2022年10月7日に予告編第1弾、11月に第2弾が公開された同作は、キャラクターのビジュアルもオリジナルを尊重しており世界観にも忠実そうだと前評判も好印象。第2弾予告編ではマリオとドンキーコングの戦いや、キノコ王国へ攻めてきたクッパらを迎え撃とうとするピーチ姫とキノピオの姿などが確認できます。

　なお、日本語吹き替え版の声優はマリオ役が宮野真守さん、ルイージ役は畠中祐さん、クッパ役は三宅健太さん、キノピオ役は関智一さんとなっており、日本のファンにとっては吹き替え版と字幕版、どちらも楽しみな内容となりそうです。