漫画『いとしのムーコ』モデル犬、老衰で16年の生涯に幕 「眠るように息を引き取りました」(1/2 ページ)
飼い主「長く一緒にいてくれて本当に幸せでした」
漫画『いとしのムーコ』原作者のみずしな孝之さんが3月8日にTwitterを更新。同作の主要キャラクター「ムーコ」のモデルとなった同名の犬が息を引き取ったと投稿しました。
秋田県のガラス工房「ヴェトロ」の看板犬として知られるムーコ。看板犬としては2016年に引退したものの、Twitterでかわいらしい姿を振りまいていました。
先の投稿でみずしなさんは、「少し前に小松さんから伺っていたのですが、ムーコちゃんが亡くなられました」(原文ママ)と報告。「ムーコのおかげで『いとしのムーコ』というみんなに愛される作品を生むことができ、たくさんの方に知っていただき、作品がなければ出会えない方々とのご縁がつながりました」と感謝をつづっています。
みずしなさんの投稿に先駆け、ガラス職人でムーコの飼い主でもあるコマツソウイチさんもTwitterを更新し、ムーコの死を報告。死因は老衰で3月6日未明に「ゆっくりと眠るように息を引き取りました」と説明。「16歳と4カ月、長く一緒にいてくれて本当に幸せでした」「涙がうまく出ず胸だけ苦しい、ポッカリと穴が開くってこういうことかって感じたりしてます」と辛い胸の内を明かしています。
訃報を受け、漫画を原作とした「テレビアニメ いとしのムーコ」でムーコ役を演じた吉田仁美さんはTwitterで「天使のようだったムーコちゃん、本当に天使になったんだね」「やっぱりさみしいよ」と投稿。飼い主・こまつさん役の日野聡さんも、「こまつさんのキャラクターを通してムーコの名前をいっぱい呼んで沢山触れ合えた想いが……いま胸の中でいっぱいに……」とつづりました。
また、過去にTwitter上でムーコから“救援要請”を受けたJAF(日本自動車連盟)も反応。ムーコの公式Twitterに「ムーコさまからの要請、また、いつでもお待ちしています」とリプライを送っています。
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