福島出身のディーン・フジオカ、3月11日誕生の6歳次男へ“タイムカプセル”　日本語を知らない息子に「君のルーツへ導くことを願って」（1/2 ページ）

　俳優のディーン・フジオカさんが3月11日にInstagramを更新。6歳の誕生日を迎えた次男に「タイムカプセル」として、英語と日本語でお祝いのメッセージを送りました。

　ディーンさんはメッセージの中で、2022年の夏に初めて次男と2人で福島県を訪れたことを回顧。同県が自身の生まれ故郷であり、次男の誕生日が「君にとってだけではなく、君の家族や、多くの人にとっても特別な日」であることを知ってもらうためだったと振り返っています。

　2011年3月11日に発生した東日本大震災のニュースをジャカルタで知った際の心境もつづりながら、ディーンさんは今回のInstagram投稿が“タイムカプセル”であると説明。成長して日本語と日本を知った次男の心に届くときを想像しながら、この手紙を書いていると明かしました。

　お祝いのメッセージに、「君が心から自分のルーツを知りたいと思うとき、311という数字がいつか君を日本へ、君の父の故郷へ、君のもう一つのルーツへ導くことを願って」と、父としての思いを込めたディーンさん。あらためて我が子の誕生を祝福しながら、「いつかまた、一緒に福島へ帰ろう。だでぃーより」と締めくくっています。

　コメント欄には、「パパからのステキなメッセージ」「ダディーンの気持ちが知れて私も嬉しい」「タイムカプセルを開ける時が楽しみ」「日本語で書かれたメッセージを読み、理解し、だでぃーの想いを深く考える日が来るんでしょうね」など、ファンからさまざまな感想が寄せられています。

　ディーンさんは2012年に中国系インドネシア人の女性と結婚し、2014年に男女の双子、2017年に第3子として次男が誕生。Instagramを通して子どもたちの成長ぶりを伝えています（関連記事）。