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真木よう子、映画「アンダーカレント」で5年ぶり主演 役に入り込むあまり“気を失った”と告白

主人公の関口かなえ役を演じます。

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 俳優の真木よう子さんが、映画「アンダーカレント」(2023年秋公開予定)に主人公の関口かなえ役として出演。合わせて同作のイメージ映像とビジュアルが公開されました。


主演を務める真木よう子さん

 映画「アンダーカレント」の原作は、2004年から1年にわたり『月刊アフタヌーン』(講談社)で連載された豊田徹也さんの長編漫画。主人公のかなえと、突如失踪した夫の悟、かなえの経営する銭湯で働く男・堀の心の深層が徐々に浮かび上がってくるストーリーは高く評価され、日本はもちろん、フランスを中心に海外でも人気を博している作品です(関連記事)。

 真木さんにとっては「焼肉ドラゴン」(2018年)以来、5年ぶりの主演作。「大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした」とオファーを快諾するほどに思い入れがあることをコメントで明かしつつ、「役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です」と撮影を振り返っています。

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映画「アンダーカレント」イメージビジュアル

 なお、映画「アンダーカレント」の制作を受け、原作コミックと豊田さん初の短編集『ゴーグル』の電子書籍化が決定。コミックDAYS、U-NEXTほか各電子書店で配信されます。


原作漫画『アンダーカレント』の電子書籍化も決定(C)豊田徹也/講談社

短編集『ゴーグル』も電子書籍化(C)豊田徹也/講談社

 同作で初めて真木さんとタッグを組む今泉力哉監督は、「かなえを演じるにあたって、日々、真剣に、深く、そこにいてくれました」と撮影現場での様子を回顧。「きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています」と、主演を務める真木さんへの信頼と情熱を語っています。

主演:真木よう子さんコメント

 原作をかなり前に読んでいて、この作品を映画で表現できたらと思うことがあり、まさか本当に映画化され、自分にオファーをいただけるとは驚きました。大好きな原作だったので、断る理由がありませんでした。今泉さんは、彼の中でもう既に絵を描いているタイプの監督なので、そのような方には信頼し、全てお任せするようにしています。普段は監督と相談したり等しますが、今回それはしないようにしました。私は、しばしば役に入り込むあまり、撮影期間中はかなり辛かった事を覚えています。ショックのあまり気を失った初めての作品です。どうか映画館にて見届けて頂けたら幸いです。

監督:今泉力哉さんコメント

 真木よう子さんとご一緒できたこと、とても光栄でした。真木さんは、かなえを演じるにあたって、日々、真剣に、深く、そこにいてくれました。銭湯での撮影時に、私が現場で脚本を手にして迷っていると、誰かが背後から私の肩にふっと手を置いて励ましてくれて。振り返ると、それは真木さんの手でした。なんと心強かったことか。きっと真木さんにしか演じ得ない、かなえがこの映画には写っています。本当にこの映画が必要な人に、その悩みを知る人に、この映画が届きますように。

(C)豊田徹也/講談社(C)2023「アンダーカレント」製作委員会



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