ニュース

「春夏冬中」なんと読む? 日本語が難しいなんて問題ではない看板が「日本語の面白さ」「なぞなぞの発想」と話題(1/2 ページ)

昔からある、一種の謎々なんだそうです

advertisement

 日本語が難しいとかそういう問題じゃない。ある店先にあった「春夏冬中」の看板の読み方が、Twitterで約4万7000いいねを集めるほど話題になっています。

読めます? これ

 話題になっているのは、ラトビア出身のアルトゥル(@ArturGalata)さんの投稿です。「春夏秋冬」を「しゅんかしゅうとう」と読むところまでは納得がいきますが、問題は写真に写っている看板に書かれている「春夏冬中」の文字。アルトゥルさんは「しゅんかとうちゅう」と読み方を予想します。

 正解は「あきないちゅう」。「春夏冬」で「秋がない」ことから、「商い(秋無い)」と読んで、「商い中(春夏冬中)」という意味になるそうです。

advertisement

 この不思議な日本語に対して、アルトゥルさんは「日本語が難しいとかそういう問題じゃなくなってきてる」とこぼしています。

 この「春夏冬中」のような書き方は「判じ物」と呼ばれ、なぞなぞのようなものです。文字や絵の中に別の意味が隠されており、江戸時代には浮世絵で描かれた判じ物が大量に出回って、庶民の娯楽として親しまれていたそうです(参考:東京都立図書館)。

 単なる漢字の読み方の話ではなく、これも立派な日本の文化なんだな……と、気づかせてくれるようなツイートでした。

画像提供:アルトゥル(@ArturGalata)さん

       | 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

記事ランキング

  1. ザリガニが約3000匹いた池の水を、全部抜いてみたら…… 思わず腰が抜ける興味深い結果に「本当にすごい」「見ていて爽快」
  2. “プラスチックのスプーン”を切ってどんどんつなげていくと…… 完成した“まさかのもの”が「傑作」と200万再生【海外】
  3. 100均のファスナーに直接毛糸を編み入れたら…… 完成した“かわいすぎる便利アイテム”に「初心者でもできました!」「娘のために作ってみます」
  4. 鮮魚コーナーで半額だった「ウチワエビ」を水槽に入れてみた結果 → 想像を超える光景に反響「見たことない!」「すげえ」
  5. “月収4桁万円の社長夫人”ママモデル、月々の住宅ローン支払額が「収入えぐ」と驚異的! “2億円豪邸”のルームツアーに驚きの声も「凄いしか言えない」
  6. ズカズカ家に入ってきたぼっちの子猫→妙になれなれしいので、風呂に入れてみると…… 思わず腰を抜かす事態に「たまらんw」「この子は賢い」
  7. 柄本佑、「光る君へ」最終回の“短期間減量”に身内も震える……驚きのビフォアフに「2日後にあった君は別人」「ふつーできねぇ」
  8. 「巨大なマジンガーZがお出迎え」 “5階建て15億円”のニコラスケイジの新居 “31歳年下の日本人妻”が世界初公開
  9. 「秋山さん本人がされています」 “光る君へ”で秋山竜次演じる実資の“書”に意外な事実 感動の大河“最終回シーン”に反響 「実資の字と……」書道家が明かす
  10. 「私は何でも編める」と気付いた女性がグレーの毛糸を編んでいくと…… 「かっけぇ」「信じられない」驚きの完成品に200万いいね【海外】