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YouTubeチャンネル登録者数130万人のさいとうなおき、不意の“アカウントBAN”でゼロ人に「絶望に打ちひしがれながら泣きそう」 数百万円の損害も(1/2 ページ)

新しく開設したチャンネルで再起を誓っています。

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 イラストレーターでYouTuberのさいとうなおきさんが3月24日、YouTubeチャンネル「さいとうなおき2」で生配信を実施。130万人の登録者数を誇っていた自身のYouTubeチャンネルが突如停止された事態について詳細な報告を行っています。

 イラスト上達法などのYouTube動画で人気を博していたさいとうさん。しかし、3月22日の早朝に「アカウントをいきなり停止されるのは、ちょっと初めての経験なので、内心かなり動揺っております」「驚いて目が覚めたので、仕事しましょ」とただごとではない報告ツイートを行っており、多くの視聴者やイラストレーター仲間から心配のコメントが寄せられていました。

 2日後の24日には「たぶんねえ、、、コレ一番復旧が絶望的なBANなんだよ。。。僕の予想では」と落胆した様子をみせ、新しく開設したYouTubeチャンネルで、現在に至るまでのいきさつなどを報告。以前のYouTubeチャンネルが鑑賞不能となったのは21日深夜だったようで、早朝に起床してログインした後に「このアカウントは重要な違反によって停止されました」というメッセージが表示されたといいます。

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新チャンネルで事情を説明するさいとうさん(画像はYouTubeから)

 2019年10月の開設後、4年にわたって育ててきたYouTubeチャンネルの異常事態に、「時間の感覚が消えるぐらいずうっと放心状態で」と尋常ではない打撃を受けたとのこと。審査請求を送ったところ、Googleの利用規約への違反が判明したとされ、現行のアカウントは「復元できかねます」との返信が来たため、「絶望に打ちひしがれながら泣きそうな気分だった」と振り返っりました。

 気付いた際には検証材料となる動画を抹消され、YouTube側も具体的な問題点を示さないことから、「あくまで僕の予想です」と断った上で今回の一件の理由を推理するさいとうさん。

 動画内で描いた女性キャラの露出などをまず疑ったものの、4年に及ぶ注意に注意を重ねての作業でさしたる問題が起こらなかったことからその可能性を退け、次に希望者からイラストを募って添削する企画「気まぐれ添削」用のGoogleドライブへ注目。ドライブに送られた添削用の画像が“不適切なもの”として認識されたあげく、YouTubeチャンネルも停止されたのではないかという見立てを披露していました。

直近で手掛けていた「気まぐれ添削」

 案件含めて数百万円の損害を出したさいとうさんは、「本当に青天の霹靂って感じ」「何が起こったのか認識できるまで結構時間がかかりました」と吐露する一方、周囲の支えや励ましに「人の愛情に触れた感じがしました」と感謝コメント。あまりのショックに一時はYouTubeをやめようかとも考えたそうですが、事案の要因とおぼしき気まぐれ添削の応募方法を見直した上で、「頑張って続けていきます!」と新アカウントでの再起を誓っていました。

 なお、さいとうさんの新しいYouTubeチャンネルの登録者数は、記事執筆時点で約2万5000人に達しています。

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