「声が出ません」 サトシ役の松本梨香、アニメ「ポケモン」“最後のセリフ”で収録中断(1/2 ページ)
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1997年4月からテレビアニメ「ポケットモンスター」シリーズ(テレビ東京系)の主人公・サトシを演じてきた声優の松本梨香さんが3月26日にInstagramを更新。24日にサトシを主人公とするラストシリーズ「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」が最終回を迎え、“最後のセリフ”を収録した際の秘話を明かしています。
1997年4月に放送が始まり、約26年にわたってサトシがポケモンマスターを目指して冒険する物語が描かれたアニメ「ポケモン」シリーズ。2022年12月にはサトシの“主人公交代”が発表され、2023年1月からはサトシを主人公とした物語の最終章「ポケットモンスター めざせポケモンマスター」が放送されていました。
24日の最終回では、ポケモンバトルの世界チャンピオンとなったサトシが、旅の始まりの場所となったマサラタウンに帰郷。長年の謎であったポケモンマスターの“サトシらしい定義”が明らかになった他、エンディングでは松本さんが歌う「タイプ:ワイルド」が流れるなど感動の終幕となりました(関連記事)。
松本さんはこの日、「人生は、嬉しい方の涙探し。みんなからの暖かいメッセージにずっと泣かされっぱなしです。本当に心からありがとう」と感謝の思いを言葉に。「同時に、まだまだ心の整理がついてないところも正直いっぱい。。急がず、徐々に雪がとけるように自然の流れに任せようと思っています」と喪失感にも襲われているようで、「最終回の収録は、忘れもしません、1月27日でした」と最後の収録を振り返っています。
松本さんは、「最後のセリフを言わなくてはいけない時、これを口にしたらサトシを表現する事がなくなってしまう。。そう思うと胸が詰まって、声が出ません」とあふれる思いから最後のセリフが言えず、「すみません、五分下さい」と収録を一時中断したことを告白。「そうして迎えたサトシに命を吹き込む最後のコトダマ。『ピカチュウ。いつか俺がポケモンマスターになった時、そこにいてくれよな。。よし! 行こう!』このメッセージを今まで応援してくれた皆さんに贈ると共に、自分の胸にもしっかりと刻みました」とたくさんの思いを乗せてサトシを演じきったことを明かしています。
松本さんは、「これからも松本梨香は、みんなにもらった愛を、お返しできる自分でいられるよう、表現者として全身全霊がんばって精進していくので、どうかみんなも、『そこ』にいて下さい。そして、どんなに苦しいことがあっても悲しいことがあっても、すべてを糧にして前を向き、サトシの言葉を胸に『よし! 行こう!』です!!」とファンにメッセージ。
最後には、「今までもこれからもささえてくれている、すべての方へ…心からありがとうございます。サトシと梨香の旅は終わらないつづくったらつづく…『みんなの愛ゲットだぜ!!』 サトシこと松本梨香より 愛を込めて」と涙を誘う言葉で投稿を締めていました。こんなの泣いちゃいます。
ファンからは、「26年間お疲れ様でした。サトシが松本梨香さんで本当に良かったです!」「梨香さん、そしてサトシ、ピカチュウ本当にありがとうございました!」「アニメが始まった時は一人で見てました。子どもが生まれ二人で、三人で見るようになりました。感動、学び沢山ありがとうございました」「物心ついた時からずっとサトシを見てきました。本当に本当に大好きです」など最大限の感謝を伝えるコメントが多く寄せられています。
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子どもたちもうれしそう。
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