滝川英治、冠番組終了を報告 事故から5年半の現在「自分でも思わず笑ってしまうくらいの人生を歩めています」(1/2 ページ)
事故からさまざまな出来事に向き合ってきた滝川さん。
俳優の滝川英治さんが4月20日にブログを更新。冠番組「滝川英治のスポーツダイアリー」(スカパーJSAT)が終了したことを伝え、自転車転倒事故に遭ってから現在までを振り返りました。
2017年9月にドラマ「弱虫ペダル Season2」(BSスカパー!)の撮影中に自転車転倒事故に遭い、脊髄損傷と診断され治療に励んでいた滝川さん。懸命なリハビリに励み、2018年10月に退院しました。
その後、車いす生活となりましたが多くのテレビ番組やイベントに出演。2022年6月からは「滝川英治のスポーツダイアリー」でアシスタントの千葉真由佳さんとともにMCとして番組を盛り上げました。
番組終了を受け「多くの一流アスリートの方々からお伺いしてきた貴重な話と時間は僕にとって財産で、僕が今後生きていく上でさらに困難な壁にぶち当たったとしても、背中を押してくれると思います」と感謝の気持ちを伝えた滝川さん。
あらためて自転車転倒事故を振り返り「あの日あの時あの瞬間、もう少し『ああ』していれば、『こう』はなってなかったんじゃないかという後悔はもちろんあります」とコメント。その中でも、「今でも僕が親父を殺してしまったんじゃないかという後悔、何度もしました」と事故により心労をかけたことが父親の死に少なからず影響しているのではないかと後悔しているとし、「これから先もその思いは背負うし、一生拭えないとは思います」と覚悟をつづっています。
一方で、大変な事故に遭いながらも「事故の直後に『笑おう』という精一杯の意志を家族へ、同時に自分自身に贈った日から5年半が経ちました」と笑顔を忘れずに過ごしたとも。心から笑えているかは分からないとしながらも「この5年半を振り返ると、自分でも思わず笑ってしまうくらいの人生を歩めています」と絵本を出版するなど、さらなる一歩を踏み出せるような出来事が多くあったとコメント。今後は「一度は諦めたこと」に再挑戦するとし、「期待と不安で押し潰されそうになることもありますが、自分と周りを信じて奇跡を掴み取ります!」「諦めない! 負けない! 逃げない! 障害のせいにしない!」と意気込みを伝えました。
ファンからは「1年間本当にお疲れ様でした。1つだけでも掴み取ったもの、貴重な財産ですね!」とねぎらう声とともに、「どんな状態でも、どんなに苦しくても前向きにしていく英治さんを尊敬してるし、心から応援してます」「頑張り過ぎないで!! ファイト!!」というエールが届いています。
関連記事
滝川英治、脊髄損傷の大けがから丸4年たち心境変化 「今までの3年とは全く気持ちが違う」「晴れ晴れしい」
東京パラリンピックの開会式に出演するなど活躍している滝川さん。「ありがとう。永遠に…」 脊髄損傷の滝川英治、ドラマ「弱虫ペダル」の仲間たちと“再会ショット”で笑顔
滝川さん「実は、今回参加するのに少し不安がありました」。「諦めたら終わりだぞ」 脊髄損傷の滝川英治、リハビリ生活を支えた“兄貴”GACKTの存在を明かす
GACKTさん「将来、一緒に共演できることをボクも信じている」。「セカンドステージの幕開けだ!」 脊髄損傷の滝川英治、1年間の入院生活を終え退院を報告
ついにこのときが。ミュージカル「青春鉄道」新作が上演決定 滝川英治は降板へ「皆様のご期待に応えられず……」
2代目の山陽新幹線は八神蓮さんに決定。「ほんとに素敵な仲間たち」 脊髄損傷の滝川英治、「弱虫ペダル」キャストや原作者からの退院祝いに喜び
滝川さん「嬉しい限りです」。脊髄損傷の滝川英治、電動車椅子でのリハビリに笑顔 左手で操作し「いけるいける」
先生とのやりとりがすてき。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.