息子と兄弟のように育ってきた柴犬……　“弟”認定した相手に「お手などせぬ！」という顔と態度が面白すぎる

　格下と思っている家族にイヤイヤお手をする柴犬の動画がInstagramに投稿され、「柴犬ちゃんは媚びないのが良いですね～」「謎の上下関係笑笑」「表情や目つきで言いたいこと判って楽しい」と話題です。動画は記事執筆時点60万5000回再生を突破。1万5000件以上の“いいね”を集めています。

　話題となっているのは、柴犬の男の子「スティーブ」くん。コーギーの「ハル」ちゃん、三毛猫の「ディス子」ちゃんと一緒に飼い主（@stevefugudis）さん家族と暮らしています。スティーブくんが、寝床を作るためにヨギボーを真剣に掘る姿は以前も話題となりました（関連記事）。

　ある日、飼い主さんの息子さん（次男）が、スティーブくんと遊んでいました。次男くんはスティーブくんに「お手」をするように自分の手を差し出しましたが……？

　スティーブくんは「なに？」という顔で、すぐにはお手をしてくれません。「誰が、誰に？」と、かたくなに拒否。どうやら、スティーブくんは、家族の格付けの中で次男くんのことを格下に思っているようです。何度か拒否した後、とても嫌そうな気持ちを隠さずに「はい」とテキトーな「お手」。直後には「もうしませんよ」と、お得意の「おててないない」で意思表示。

　続けてお手を要求したり、耳に触ろうとしたりする次男くんに少し歯を見せて「気やすく触るな」という表情で次男くんを見ます。それでもまた、イヤイヤでも「お手」をするのは、“お手が出来ないと思われたくない”のでしょうか？　意に反して出した前足を「ぎゅぅぅぅ」っと握り、プルプルさせて我慢しています。

　その後、次男くんがスティーブくんの喉から胸のあたりをわしゃわしゃすると、それは気に入ったようで、手が止まると「もっと」「ちゃんと続けて」と何度も要求します。

　「これはいける！」と思った次男くん、再度「お手」を要求してみます。気持ちよくなでられていたスティーブくんは、うっかり手を差し出してしまい……途中で気付いたのかその手をストップ！　「お前がやれ」という視線を次男くんに送りました。仕方なく宙に浮いているスティーブくんの手に次男くんがタッチすると「それでええんや」と見下したようなお顔です。……う～ん、なかなか立場逆転は難しそう!?

　2023年5月で7歳になるスティーブくんが、生後2カ月でお家にやって来たとき、次男くんは小学生でした。心優しい次男くんは、早くに家族と離れたスティーブくんをふびんに思い「俺がスティーブの兄貴になる！」と、本当の兄弟同士のように遊んだり喧嘩したりして接したそうです。

　その優しさをどう勘違いしたのか、スティーブくん!!　次男くんをそのときに“弟”と認定してしまい、現在までその関係が続いているのです……。上下がどうでも、とても仲良しな兄弟だってことは伝わってきますよ！

　そんな仲良し兄弟の楽しい毎日や、一緒に暮らすワンちゃんネコちゃんたちとのにぎやかな日常はInstagram(@stevefugudis)の他に、YouTubeチャンネル「柴犬スティーブch【コーギーと猫を添えて】」やTikTok(@shibainu_steve)でものぞくことができます！

画像提供：柴犬スティーブchコーギーと猫を添えて@YouTube（@stevefugudis）さん

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