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“バナナを壁に貼っただけのアート”、美大生が食べてしまうハプニング ソウルで展示中に(1/2 ページ)
2019年にも食べられています。
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マウリツィオ・カテラン氏のバナナを壁に貼り付けたアート作品が、空腹の美大生に食べられてしまうアクシデントが発生しました。カテラン氏は問題ないとしています。
展示会の案内
食べられてしまったのは「Comedian」(コメディアン)というインスタレーション作品。バナナを壁にダクトテープで壁に貼り付けたもので、韓国・ソウルで開催中のカテラン氏の展示会「WE」で展示されています。海外メディアの報道によると、作品を食べてしまった美術学生は朝食を抜いていたため空腹だったといいます。
一緒に会場へ足を運んだ友人が撮影した動画は、報道でも流されています。テープからバナナを取り外し、食べる様子を記録した、淡々とした映像です。
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この件に関して損害賠償は請求されないとされており、作者のマウリツィオ・カテラン氏は「まったく問題ない」とコメントしたとのこと。展示は別のバナナに差し替えられたそうです。
なお、この作品が食べられてしまう出来事は2019年にも起こり、話題となりました(関連記事)。アートフェアで約1300万円(12万ドル)での買い手が2件と、約1600万円(15万ドル)での買い手が1件ついた後、無関係のアーティストがバナナを食べてしまいました(バナナはすぐに差し替え)。高額で売却された作品を食べるといったパフォーマンスにも見えます、
今回の学生は空腹だったと述べつつも、カテラン氏の作品を権威への反抗と考えており、「反抗に対する別の反抗かもしれない」とも語っていると報じられています。
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