YOASOBI「アイドル」MVが再生1億回突破　海外ファンも絶賛「曲の最後までゾクゾク」「メッセージが伝わってくる」（1/2 ページ）

　Ayaseさんとikuraさんからなる音楽ユニット「YOASOBI」が手掛けるテレビアニメ「【推しの子】」のオープニングテーマ「アイドル」のMV（ミュージックビデオ）が、YouTubeでの再生回数1億回を5月18日に記録しました。同曲には海外のファンも多く存在し、国内外から多くの反響が寄せられています。

　MV公開からおよそ1カ月で大記録を打ち立てた同楽曲。YOASOBIのユニットとして、MV1億回再生は4作目で史上最速です。17日には、「オリコン週間ストリーミングランキング」において、累積再生数1億回を突破したことも発表され、注目されています。アニメ本編のストーリーと歌詞がリンクしていると言われる点も、話題を集めているポイントです。

　MVのコメント欄を見ると、YOASOBIの多くの人気曲と同様、外国語で書かれた感想コメントが多く目立ちます。もともと、2人の楽曲は日本以外でも高い人気を誇っており、Spotifyが発表した海外で2022年に最も再生された国内アーティストのランキングで、同ユニットは1位（2年連続）を獲得。同ランキングの楽曲部門でも「夜に駆ける」が2位にランクインしました。

　そしてリリースから1カ月ほどの「アイドル」に関して、Billboardグローバルチャート（Billboard Global 200）で最高9位まで上昇。記事執筆時の最新ランキング（5月20日週付）でも10位にランクインしており、日本人アーティストとして気を吐いています。

　MVには、海外から書き込まれたと見られる外国語の感想コメントが続々と寄せられています。「曲の最後までゾクゾクし続ける」「曲だけでなく、メッセージもよく伝わってきて好きです」「アニメファンでもないのに、今まで聴いた曲で一番いい曲だ……すごくキャッチー」など多くの反響があり、中毒性のあるメロディーだけでなく歌詞から伝わるメッセージを評価する人も少なくないようです。

　2023年の1月3日、Ayaseさんは韓国のアイドルグループ「New Jeans」の新譜に衝撃を受けたとTwitterに投稿しており、「良すぎて悔しくなった。今年は明確に明瞭に、勝ちにいく」と宣言していました。第1話の衝撃的な展開が話題を呼んだアニメ本編は、記事執筆時で第6話が放送（17日深夜～、地域により異なる）されたばかり。作品の人気とともに、オープニングテーマ「アイドル」もさらなる快進撃を続けそうです。

(C)赤坂アカ×横槍メンゴ／集英社・【推しの子】製作委員会